当館では退館される際に入居者からメモリアル・ノートにコメントをいただいております。
その文章をご紹介いたします。
コメントは原文のままです。
(実名が出る部分についてはプライバシー保護のため伏せております)
T.Yさん(熊本県出身)
4年間大変お世話になりました。瞬く間に4年が過ぎてしまいましたが、ドミほりで沢山の思い出ができ、充実した生活を送ることができました。
私が特に印象的だったのは、大学入試の前日に母と二人でドミほりに初めて訪れた日のことです。
翌日の入試への緊張や、上京する不安や期待を抱える中、館長さんと奥さんが優しく迎えてくださりメッセージ入りのお菓子を持たせてくださったこと、当時の先輩館生が明るく声をかけてくださったことがとても嬉しく、東京にもこんなにあたたかな場所があるんだと安心と希望を持ったことを鮮明に覚えています。
実際に館生として過ごす中で館長さん、奥さんには本当に沢山のサポートをしていただきました。毎日のように明るく出迎えてくださったこと、体調不良で寝込んでいる時に 体に優しいご飯を作ってくださったこと、数えきれないほど親切にしていただき、大学生活を楽しむことができました。
試験や実習、国家試験にむけて自習室も沢山利用させていただきました。自室で勉強していると不安で挫けそうになることがありましたが、自習室では館長さんや奥さんが声をかけてくださったり、差し入れをくださったり、他の館生が勉強に励む姿にも勇気づけられることが多く、最後まで諦めずに勉強に打ち込むことできました。
4年経った今振り返るとあんなに不安でいっぱいだった東京での生活が、お二人のサポートのおかげで沢山の楽しい思い出で溢れています。
私にとってドミほりが、嬉しいことがあった時、疲れた時、また訪れたいなと思える陽だまりのようにあたたかい居場所になりました。
4年間、本当にありがとうございました!
どうかお身体に気をつけて、いつまでもお元気でいてください。
2025年
K.Sさん(長野県出身)
4年近くもドミほりにお世話になりました。私の通う学習院女子大学は実家から通う学生が多く、上京してきたことを言うと友達には大体驚かれます。1人暮らしなんてすごいねと言われることも多くありましたが、私は1人暮らしにありがちと聞く寂しさや、怖さをこの4年間感じた記憶がありませんでした。それは間違いなく、毎日暖かく出迎えてくださって、私たち館生を守ってくれる館長と奥様のおかげです。慣れない料理もごみ出しも、声かけやアドバイスのおかげか人並みにはできるようになりました。笑
大学1~2年の頃、コロナウイルスの影響もあり授業はオンラインが多く。ずっと部屋に1人で、知らず知らずの内に気分が落ち込む日が多くなっていましたが、ブログ用の料理の撮影をお願いされてはりきったり、そういったことでなんとか日々に楽しみを見いだせていました。内向的な自分にとって館長ご夫妻からのお声がけがとても大切な外との繋がりになっていたのだなと今感じます。あまりに外に出ない自分の様子から、お二人に心配をかけてしまった時期もあったように思いますが、無理強いせず、かといってほっておかず、優しい距離で見守り続けてくださったことが、本当にありがたかったです。
1年のとき、一度自分が焼いたパウンドケーキを召し上がっていただいたことがありましたが、差し上げた後に自分もたべてみたら紅茶の茶葉が形の残ったまま大量に入っていることに気づきました。その節は申し訳ありませんでした(;_;) それでも何もマイナスなことを言わずに受け取って召し上がっていただけたこと、嬉しくもありました。至らない所が沢山ある自分なのに、家族のように接してくださってありがとうございました!!!!
また、私は人に頼みごとをするのが得意でなく1人で迷うことがよくありますが、館長夫妻に何度も助けていただきました(ドミほり周辺施設のことや就活のこと、引越しの荷物の扱い・・・・等)。おかげでこの土地のこと、自分のこと、色々なものをもっと好きになれました(^^) 私は今からしばらく実家に戻るのですが、ほっとするはずなのにそれ以上に寂しいです。本音をいうなら大学の卒業いっぱいまでここでお世話になりたかったです。
でも退館するからには実家に戻った先でも全力ですべてを楽しみたいと思っています。自分は大学生活を通してものの考え方が大きく変化しました(良い方向に)。やってみたかったことがやれたり、気の合う友達ができたり、様々なことが4年間でありましたが、どれもこれもドミほりという居場所があったからできました。4月からは新天地で1人暮らしが始まりますが、ドミほりの暖かさを忘れず、何事も恐れずチャレンジしていきたいと思います!
コロナの影響で、他の館生さん達と関係をなかなか築ききれなかったことが心残りですが、また顔を出して館生たちともお話しできればと思っています。
改めてになりますが、4年間ほんとうにありがとうございました! ドミほりでもらった暖かさを周りに分けられる人間になります。
2025年
O.Hさん(静岡県出身)
4年間、大変お世話になりました。長いようで本当にあっという間な4年間でした。
もともと名古屋の方に住む予定でしたが、急遽、東京の大学に進学することが決まり、必死に家探しをしていました。そんな中、母が見つけてきたのがドミほりでした。連絡をしてみると、今はキャンセル待ちだと告げられ、どうしようかと悩んでいましたのですが数日後、空きがでたと奥さんから電話があり、母と喜んだのを今でもよく覚えています。都会に出たい! 一人暮らしがしたい! という夢が叶い、いざ上京してきたものの、地元を離れ、初めての土地で初めての一人暮らし、かつコロナだった為に、不安で寂しさで、一人部屋で泣いてしまったこともありました。
そんな日の唯一の楽しみと言えば、館長と奥さんとの会話でした。お二人ともいつもよく話してくれ、こちらの話しも聞いてくださり、その日の起こった嬉しかったこと、辛かったこと、全部を話してしまっていました。
帰館した際、いつも温かく出迎えてくれ、お話に付き合ってくださる、そんな毎日がもうすぐ終わってしまうと思うと、とっても寂しいです。4年間の東京生活を安心安全に過ごせたのはドミほりに住んでいたから実現できたことであり。今後は通用しないんだと、自分の身は自分で守っていきます。
まだまだ書き出したいことが沢山あるのですが、お引越しの準備がバタバタしているので、この辺で!(笑)
改めて、4年間本当にありがとうございました。また絶対遊びに行きますね♥
2025年
K.Sさん(静岡県出身)
4年間、大変お世話になりました。友人の紹介でドミほりに見学に来たとき、寮や部屋の雰囲気が好きで絶対ここで過ごしたい!と思ったのを覚えています。見学から実際の入館には1年間が空きましたが(笑)、晴れてドミほりで大学生活をスタートすることができるのが嬉しかったです。
ドミほりから大学へは1時間弱かかったので、周りの一人暮らしの子より通学は大変でしたが、4年間ドミほりを出たいと思ったことはありませんでした。むしろ、就職してからもいたいくらいです。そう思えるのも4年間館長夫妻の温かさがあったからです。
私の大学生活はスケジュールでぱんぱんで常にどこかに行っていたし、飲み会も多くて朝帰りすることもときどき(ここ大事! 頻繁ではありません!)ありました。そんなときも館長さんは気にかけてくれて、温かく迎えてくれました。おばさんは留学から帰ってきた日に和食を持ってきてくれました。就活で忙しい期間が、私は長めだったのですが、その就活を乗り越えられたのもドミほりの力が大きかったです。
朝遅刻できないときはモーニングコールをしていただき、朝ご飯をいただいたこともあり、本当に助かっていました。1人じゃないという安心感が大きかったです。
その他にもドミほりの良いところは半年に一回、水回り清掃があったことです。私は片付けが苦手なので、半年に一回、断捨離をしようと思う機会があったのは私にとって大事な機会でした。清掃後はキッチンがすっきりして自炊のモチベーションが上がっていました(笑)
4年間の大学生活は、サークル・ゼミ・旅行・留学・就活でとても充実していました。その充実した生活が送れたのも、安心して帰れるドミほりがあったからです。これからも近くに住むので。また遊びに来ます!!
2025年