東京23区の上空300m以下を飛べるのは原則米軍関係だけです。
ときおり当館の上空をそれも低空で米軍関係のヘリが飛びます。
厚木基地と六本木にある米軍施設(プレスセンター・星条旗新聞社)を結ぶ航路にあたるためです。
この航路を飛ぶヘリが多いと米国の要人の来日がわかるのです。
ランクの高い要人であれば複数機の編隊が、また往来が多いとなればその日のニュースが気になるほどです。
トランプが大統領だったとき大型のタンデムヘリが二台、それを取り囲む軍用ヘリが二時間近く上空を旋回し続けていました。そのあと大統領専用ヘリ、マリーンワン二台が飛来しました。もちろん一台はオトリです。(写真は2019年の来日時に当館屋上から撮影)
当時のこと、大統領の行動とは別に、大型タンデムヘリが渋谷のスクランブル交差点上空を旋回していたことを思い出しました。米軍ヘリ、しかも大型タンデム機が渋谷上空を飛んだのはおそらく初めてでしょう。もしかして大統領のファミリーのための観光飛行だったのかもしれません。