どんどん静かに
2015.08.11
「帰省しまーす」 館生がどんどん帰省していきます。明日ぐらいから東京はガラガラになります。
2015.08.08
連日の極暑、今朝はいくらか涼しい。
いままでが35~36度だったので30度でもしのぎやすいと感じてしまいます。
駒場キャンパスの木々から聞こえてくるのはセミの声。
どれだけの数がいるのでしょう、ジージーとその声のウルサイこと。
良く聞いてみるとそこかしこから聞こえてくる音はエアコンの室外機。
とはいえ道にはセミの亡骸が数多く見かけます。
やはり秋が忍び寄ってきています。
今日も館生の帰省がありました。
館内はおおよそ半分が不在になってしまいました。
館生の実家では“はやく帰っておいで”との思いがあることでしょう。
2015.08.06
テレビのアンテナの話しです。
現在、当館のテレビ視聴、屋上に設置した自前のアンテナで受信しています。
さてこのアンテナ、鳥の休憩所になって大弱りです。
なにが弱ったかというとフンです。
常に床がフンで汚れています。フンを踏み固めると簡単に汚れが落とせません。
なにより一番こまるのは洗濯物にフンがつくことです。
フン対策、いや鳥対策としていろいろ策を検討してみました。
鷹のデコイ(フェイク)を置く、テグス(細い釣り糸)を張り巡らす、なかには変わったもので強い磁石を置いて鳥を近づけさせない方法など。
でもいずれも満足のいく効果は上がっていないようです。
こうなれば物理的に鳥が止まれないようにするしかありません。
アンテナのブームとエレメントにインシュロック(結束バンド)を大量に結び、鳥が止まれないようにすることも考えましたが、アンテナを下して細工を施し、ふたたび立ち上げるには体力がないのでこの方法はあきらめ、アンテナ自体を変えることにしました。
新しいアンテナは薄型で、これなら鳥も止まれません。
アンテナの上げ下ろしの手間は同じですが、インシュロックを結ぶ作業は不要になります。それに薄型のアンテナなら設置も容易。
というわけでアンテナ取り換え後の絵が本日の写真です。
ついでの当館のアンテナの変遷を記してみます。
当初、どこの家でもそうであったように屋根(屋上)に自前のテレビアンテナを立て電波を受信していました。
ところが今から20年近く前のこと六本木ヒルズ建設計画が発表になりました。
この六本木ヒルズ、今でいうタワーマンション、つまり高層複合ビルです。
具合が悪いことにテレビ電波の送信元、東京タワーと当館の間に立地。つまり東京タワーから送信される電波は六本木ヒルズによって遮られ、当館はいわゆるテレビ難視聴地域に入ってしまうのです。
そこで六本木ヒルズはこの問題をクリアするための協同組合を設け、難視聴エリア専用のCATV回線を敷設しました。当然、当館はこのCATVによってテレビ視聴することになりました。この状態がしばらく続きました。
さて時代が変わり、あらたなCATVが急速に普及し始めました。
難視聴対策のCATVと異なり、多チャンネル時代に呼応したCATVで、映画専用チャンネルやCNNやディスカバリーチャンネルなどをメニューに加え、さらにインターネット回線も含まれるという魅力的な有線テレビ会社が続々と誕生。
当館もこれに加入、難視聴対策CATVを解約、新たに電鉄系CATV会社と契約。
専用線の引き込みによりネット環境とテレビ視聴の両方の併設が可能になりました。
当時としては画期的でした。
この環境が10年ほど続きましたが、時代が下り、またまた環境が大きく変わることになりました。それはアナログ放送の終了、地上デジタル放送の開始化とネット回線のFTTH化です。これによりネット環境は容量的、スピード的にも飛躍的に高度なものに変わりました。
この地デジ化を機会に、当館はCATV会社との契約を解約。
撤去した屋上のテレビアンテナを復活させることにしました。
この方が安くつきます。なにせCATV会社への支払いが発生しないのですから。
そしてネット環境はNTT東日本のフレッツ光を導入。
こう見返してみるといろいろ変化の連続です。
その周期もどんどん早まってきているようです。
この先、ネットもテレビも衛星と直接送受信する時代になるのかもしれません。
ついでに電力も無線で供給できるようになれば電柱が世の中から消えるかも。