スパイ衛星
2006.02.01
よく降った。昨日の午後からの雨は今日一日降り続いた。しばらく快晴だったからヨシとする。
写真地図が面白い。これまでにもこの日記でGoogle earthの衛星写真やyahooスクロール(ベータ版)の地図写真を紹介してきたが、今日はその両方を見比べてみた。上の写真が人工衛星から見たGoogle earthの地図、下は航空写真のyahoo地図。いずれも当館を目標物にした。
比べると画質の鮮明さに差がある。距離(高さ)が異なるので航空写真に分があるのは当然だが、衛星写真には違った魅力がある。なにせ地球をマウスひとつで思いどおりに動かすことができる。このGoogle earth、最初にアメリカ大陸が出てくるのが気に入らないが、日本をみるため、地球を回転させ、広い太平洋をまたぎ、現れた日本列島を画面中心に置く。そして関東平野から東京、さらにズームインして代々木公園あたりから西にスクロールしていくと、よく知った山手通りや東大駒場キャンパスが見えてくる。ここまでくると道路の形状から我が家(当館)の建物を見つけるのは容易だ。このプロセスはまるで宇宙飛行士にでもなったような気分だ。映画“スーパーマン”の一シーンのように自転の逆回しさえできる。地球を操る。やつがれ(小生、筆者、我輩、オイラ、アチキ等々考えた結果)が、ダースベーダーのボス、皇帝にでもなったような気分だ。
この写真、米国南部を襲ったハリケーン、カトリーナの被害状況確認にも役立ったそうだ。
カーナビでおなじみのGPSは29個の衛星で全地球をカバーしている。その衛星すべてにカメラを搭載し、live映像を公開したらさぞかし便利かと思う。
愛娘が東京で暮らす建物を、地方にいながらにして即確認できる。地震や台風のときに役立つハズだ。毎朝、登校する愛娘も確認できる。うっ、ボーイフレンドに送ってもらいながらの帰館も映る。ちょっと待った! 館生から「ヤメテ〜!」と悲鳴があがりそうだ。
最近、webカメラが売れている。不在中のペットの様子がネットを通じて確認できるという。これを玄関に設置したら、やはり館生から苦情が出るだろうな。