東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

ミイラ取りがミイラにならなかったハナシ

2006.04.14

昨日のこと。昼過ぎ、ある新入館生が外出するところ・・・。
「おでかけ?」と聞くと。
「友達のところに行きます。音大に行っている子なんですが、ホームシックに罹っているので一晩語り明かすことに・・」
ところがこの新入館生、夕方、戻ってきました。「どうしたの外泊ではなかったっけ」
「それが喧嘩しちゃいました」と。寂しくなったり、怒ったりで、忙しい。
「慰めるはずのあなたがホームシックになったのでは?」
「ぜんぜん。たまに寂しいと感じることもあるけど、大丈夫です」というその表情は明るい。これなら当面は大丈夫。
しばらく前から、庭園灯の一つが点灯しない。正しくは点いたり消えたりで不安定な状態。気に入った庭園灯をネットで探し、この価格をなじみの電気屋さんに提示する。当然、ネットの価格と街の電気屋さんの値段では勝負にならない。でもまぁ、いろいろ価格だけではないサービスも受けているから、割高にはなるが今回は電気屋さんに頼んだ。その品物が届いたので取り付けを行ったが、写真を撮るのを忘れた。
そして午後、NTT東日本のインターネット接続工事が来た。今日の工事は3部屋、うち2部屋の住人は学校で授業中だ。家内とヤツガレで接続工事に立ち会った。コウジといっても簡単な作業、部屋の電話回線を確認しVDSLという機器に接続する。最後に部屋の電話回線の導通確認をして、その信号強度を測定する。これだけだ。
家内の景品買いが続いている。今日の買い物で最後、これで31名分が揃った。


雨の入学式

2006.04.12

ここ数日、家内は原宿や表参道、そして渋谷あたりに出かけ買い物しまくっている。毎晩、両手に持ちきれない荷物を下げての帰宅だ。おかげで家の中は小奇麗な袋や包装紙で一杯。ヤツガレの書斎は、少しオーバーに言えば足の踏み場がないほどだ。この品物、16日の夕方に催す「新入館生歓迎パーティー」の賞品なのだ。家内は「31名の館生一人ひとりの顔を思い浮かべながら選んだ」と自信たっぷり。とはいうものの賞品は抽選だからその人に当たる保証はない。でも「ワ〜ぃ、可愛い!」とか「わぁ〜、いいな。交換して!」となれば主催者の狙い通り。ここ数年になく品物選びに力が入ったようだ。今回の賞品はきっとみなに喜ばれると期待している
今日、入学式を迎える館生が5名。朝からカメラを用意して待ち構えていたが3名(プラス母親)しか写真に収めることができなかった。一人は前日から親とホテルに泊まり、入学式会場へ直行する組。もう一組は早めに出立され、ヤツガレの準備が間に合わなかったのだ。ごめんなさい。それにしても今日入学式を迎える新入生、よくよく雨に縁がある。まず入試の二日目が雨、そして合格発表の日も雨、入学式の今日も雨、それも朝のうちはかなりの激しいドシャブリ状態だった。晴れならば言うことないが、最初から何事にもパーフェクトはかえって良くない。新入生にとって今日が真のスタートなのだ。これから完成形を目指すのだから初日の雨はむしろ縁起が良い。その証拠に写真の館生はみな素敵な表情をしている。心は晴れ晴れなのだ。あらためて『ご入学おめでとうございます』を申し上げる。


離れて知る親のありがたさ。

2006.04.10

今日から一週間ほど天気が良くないらしい。がっかりだ。まぶしい太陽を浴びると心模様も明るくなるが、曇り空や雨の天気となると気持ちは少しばかり塞ぐ。
新入館生にとって憧れの一人暮らし、東京での生活が10日ほど経過した。そろそろ現実の問題に直面する時期だ。実際、夕方から夜にかけてドミトリーほりに帰館する新入館生の挨拶にやや元気が足りないようだ。天気が原因とばかりではない。軽く5月病の始まりの症状かも。この先しばらく新入館生にとって試練の時期となる。
授業開始に先立ち履修科目をどうするか悩んだり、慣れない環境下での授業に疲れ果てたりだ。そして家に帰って待っているのは一人暮らしには避けられない家事だ。
「お帰りなさい・・・」と声をかけるもその返事にわずかに元気さがない。
「ただいま〜。今日から授業です、それも6時間も・・・」と疲れ気味。
夜7時ごろの別の館生E.Yさんとの会話。これから外出するところ。
「どうしたの? これから買い物?」
「近くのスーパーに行ってきます。ケチャップがないので」
「食事はこれから? 一人暮らしのせつなさだね」と慰めると
「家に帰ると親が夕食を作ってくれている、このありがたさが・・・」と。笑顔の中にちょっぴりと寂しさをのぞかせた。離れて知る親のありがたさだ。
別の館生M.Aさんとの会話
「おかえりなさい。食事は?」と聞くと
「学食で済ませてきました」
「友達と?」
「いえ一人です。友達は家から通学なので親のごはんです」とこちらも寂しそう。
新入館生I.Mさんのお部屋に友達が・・、それも二部構成で。
結成したばかり? ホヤホヤの友達を連れての帰館。みな同じ大学、履修科目をどうするか鳩首会談のようだ。写真左  そして夕方、こんどは同じ高校の友人たちが集っての鍋パーティー。写真右  郷里の友達はこんなときありがたい。


春爛漫の日曜日

2006.04.09

  不安定なお天気が続いていたが、今日はスカッとした晴れ。朝のうち、少し風が強かったけれど昼前から穏やかに春爛漫の一日に。休日で、陽気もGOODとあって、館生の多くが洗濯に、買い物にと結構いそがしい一日だった様子。写真左はお昼ごろの屋上のもの干し場。ふとんや洗濯物、なかには寝袋を干している館生も。
この写真を撮り終えたところへ新入館生のT.Nさんが洗濯物を干しに現れたのでカメラを向けると
 「わたし写真苦手なんです」と断られてしまった。ご両親が喜ぶのに残念。
新入館生の引越しが全員終えたのに、まだ不要になったダンボールがたくさん出ます。そこでこれらをコンパクトに折りたたむ作業をしました。これヤツガレの最近の得意技。結構、うまく整理できるのが自慢。
気持ちの良い日なので、自転車で原宿〜渋谷のショップ案内ツーリングを企画。多くの新入館生から生活雑貨などのお店の所在地を聞かれるので、名の知れたお店の場所とついでに付近の地理を覚えてもらおうというのがヤツガレの狙い。しかし参加をメールで募ったのだが・・・・。時間になっても誰も現れず、計画は頓挫。
新入館生も同じ高校の友達と会ったり、サークルの体験参加など結構忙しいのだ。
夕方近くなって新入館生のI.Mさんと物干し場で会ったT.Nさんの二人から
「自転車で下北沢に行く道を教えてください」と。そこでマイバイシクルで一緒することに。晴れた日曜日、下北沢の中心部を自転車で通行するのはカナリ大変です。人が多く、本来の自転車の機能は果たせず。ほとんど人と同じスピード、こうなると歩行者から明らかに迷惑げな表情をされる、その目は「ジャマだ!」とばかり。冷たい視線を浴びることになる。
写真はK.AさんとMOMOです。K.Aさん明日からテストだそうで、今日一日部屋にこもって勉強、ちょっとの息抜きでした。こういうときペットは立派にその役割を果たしてくれる。まさに癒しだ。


老眼プラスα

2006.04.06

ヤツガレの衰えゆく目のことは前に書いた。今日、渋谷のメガネやさんに行き、持っているメガネのレンズ交換を相談してきた。検眼して遠近両用のレンズを試着してみたが、しっくりこない。レンズ屈折率の境目で画像がゆがむ、慣れれば問題ないのだろうが、歩くと気持ちが悪くなる。酔う感じだ。会社員時代の友人から「最近の遠近両用は良い」と聞いていたので買うつもりだったのだが。 メガネやさんのアドバイスは、近くを見るときはメガネをはずす方法でまだ大丈夫と、結局新調はやめることに。
歳をとったな、と感じることが目のほかに新たに一つ加わった。紙をめくる、ページをめくる、新聞をめくる、伝票をめくる、これがなかなかできないのだ。指先がカサカサなのだ。脂っけがまるでない。それに指先の感覚センサーが劣化しているのだろう。ヤツガレが若い頃、年寄りが指をペロペロ舐めながらページをめくるのを見て“きたないナ…”と思っていたが、自分がそうなった。
写真は新入館生のK.Fさん(和歌山出身)。パソコンルームで調べものの最中。
一人暮らしを始めてなにか悩むことはない? と聞くと……..。
「悩んでいるヒマはありません。選択科目、それにサークルも決めなければならないし、食事の支度もあるし….」と。その話しっぷりはパワー漲るという感じ。
料理も得意なK.Fさん、今日の食事は、朝はパン、昼は学食でと友達と、夜はヤキソバを作って食べたそうです。



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