お客様第一主義
2007.01.26
シアトル系コーヒーの草分け、スター○ックスで最近バイトをはじめた館生との会話です。
「お帰りなさい・・・。今日もバイト? おつかれさまでした」
「ただいま戻りました・・・・・・。そうです。あぁー、疲れた」
ヤツガレ、勤め人だったころ人事の採用を担当していたことがあります。採用面接の質問の中に“アルバイトの経験を通してどんなことを学びましたか?”というのがありました。
将来、館生の就職活動に役立てばと思い、しばしばバイトでの出来事を聞くようにしています。今回も聞いてみました。
「今日の仕事で、よかったこと、あるいは失敗したナと思うことあった?」とヤツガレ
「ちょっと嬉しいことがありました」と彼女。
「どんなこと?」
「よく来店されるカップルに、『いつものでよろしいですか?』と聞いたんです。相手は少しビックリした表情をしていました」
「それは良いことしたね。素晴らしいことを学習したヨ。よかったね」
そのカップルにしてみれば、自分たちの存在が店側にしっかりと認識されていると思うでしょう。決して悪い気はしません。きっと、そのカップルはちょっとした満足感を味わったことでしょう。
お客様第一主義を標榜する企業は沢山あります。でもこれって、大きな組織になると末端の社員までに浸透、徹底するのはかなり難しい。ましてこのように、お客さまに“一言を添える”ケースとなるとマニュアルではできません。一見してカップルだと判断できても、これから別れ話をしようとしている二人には適さない一言です。これはその場の雰囲気を読まないとできないことです。企業にしてみればコストはかからない簡単なサービス、でも簡単なようで難しいことですね。
4月に入居される予約申込者のC.Kさん(台湾国)が来館されました。契約書をお持ちいただきました。(写真) ご両親は台湾でこの日記をご覧いただいているそうです。そこでこの場を借りてご両親への報告をさせていただきます。手続きはすべて完了しました。ありがとうございます。