受水槽の清掃
2007.04.23
今日は、水道法に定める受水槽の清掃をおこなう日です。
このため、前もって全館生宛にメール同報で、「1時から3時まで断水となります」と告知してあります。
この時間帯、ほとんどの館生が学校に行っていますので、あまり影響はありません。
作業は、午前中に揚水ポンプの定期点検を行い、午後から受水槽の清掃を行いました。
受水槽の清掃は、最初にタンクの水を抜き、タンクをカラッポにします。
次に、カラになったタンク内に人が入り、手作業で中を洗浄消毒します。
そのあと高圧洗浄で洗い流して、作業完了となります。
この作業、屋上の高架水槽も同様の手法で行います。ただ、屋上には高圧洗浄が届きませんので、最後の水洗いは手作業となります。
この間、揚水ポンプのカラ運転を防止するためポンプを一時的に停止させます。タンクもカラですから水道やお湯は一切、使えない状況になりますので、断水のお知らせをしておきます。
この清掃作業、毎年この時期に実施しています。
最後に清掃後の水質検査をおこない、一連の作業は完了となります。
揚水ポンプも不要、面倒な水槽清掃も不要という水道管から直接給水する方式もありますが、万一の災害時の水確保や安定した水圧確保のためには受水槽方式のほうにメリットがあります。とうことで当館では、水道管から地上に設置された受水槽に一時的に水をため、そこからポンプで屋上に設置された高架水槽に上げ、各お部屋に水道を供給する方式をとっています。
館生I.Yさん(長崎県出身)が帰宅。いつもと違う服装です。
「どうしたの? キメちゃって」
「今日、バイトの面接があったんです。郵便局の隣のイタリアンレストランです」
接客業を経験してみたいということで選んだバイト先です。店は上原駅そばにあります。
学校の授業の合間を縫って、さらに門限の時間に間に合う条件を、提示したそうです。希望が叶うといいですね。