はじめに光ありき?
2008.07.04
朝5時半に強い雨の音で目が覚めました。
まさかの雨、急いで全館の窓を閉めに回りました。
この雨、朝のうちにやみ、徐々に太陽がのぞき、真夏の暑さに。
夜のニュースで本日は今シーズン最初の真夏日を報じていました。気温31.6度。
夕方、館生の帰宅。
「おかえりなさーい。暑かったね」
「ただいまもどりました。暑かった! でももう7月ですから・・・・・」
月日の経過に敏感なのは館生のほうでした。
当館の給排水管設備は度重なる変更や追加で当初の設計図と違ってきています。
振り返ってみると、大きなものだけで高架タンクの移設、ボイラーの移設と交換、ユニットバスの交換など、そのたびに級配水管が廃止になったり、新設したりでかなり複雑になっています。
今日、設備設計士の方に来てもらい現況確認をしてもらいました。
パソコンにCADソフトを立ち上げ、実際の配管をみながら書き落としていく作業、これを13:00時から18:30まで続けました。でもこれでオワリではありません、続きを来週行います。
夜、館生が帰宅。
この館生、当館の玄関で空を見上げてなかなか入ってきません。
この様子をヤツガレモニターテレビで見ていて・・・・・・
「おかえりなさい。どうしたの空を見ていたけど・・・・・・」
「くもがすごいんです。キレイです・・・」
「蜘蛛?」
「カミナリです」
そうです、西の空の雲間にカミナリの光が、立て続けに・・・・。雷鳴は聞こえません。
ヤツガレ、この稲妻を写真に収めようと、屋上にあがると、そこには先ほどの館生が空を見上げていました。夜空の天空に間断なく稲妻が走ります。
大スペクタルショーです。
“はじめに光ありき”の言葉を思い出しました。生命の誕生にエネルギーを注いだのはこのカミナリでしょうか。それをDNAに刻んでいるのか、カミナリに畏怖の想いを抱いた二人でした。
あいにく三脚を用意して撮影体制に入ったとき、大スペクタルショーはエピローグに入っていました。かろうじて撮った一枚です。