ドッグランに行かなくなった理由
2008.09.18
代々木公園にドッグランがオープンしたのは2007年4月。
この二ヵ月後に先代のラブラドールmomoが逝った。
Momoが元気だったころ、まだドッグランはなかった。
ドッグランがない当時、愛犬家たちは、代々木公園交番うしろの斜面、公園敷地と道路の境界法面でワンチャンたちを遊ばせていた。もちろんmomoも常連だった。
Momoは10歳で亡くなった。開腹手術を6回も受け満身創痍の身だった。
こうなった原因はいくつもある。そのうちの一つに若いころ受けた避妊手術があった。
卵巣摘出のあと癒着を繰り返したのだ。
Momoが亡くなってから悔やんだことがいくつかあった。その一つに避妊手術なんてしなければよかったという想いがある。手術が上手くいかなかっただけではない。
すべての生物の生きる目的は子孫を残すことだ。
それをコチラの都合で断種させたのだ。
二代目のラブラドールkoroを予防注射のため野村獣医科に連れて行ったとき、ついでに去勢手術の相談をした。医者の答えは 「自然が一番。そのままが良いのでは・・・」 と。
その医者に言わせると去勢手術をしても、足を上げておしっこすることやマウンティングが収まるとは限らない。そういう行為はもともと自然のもの。
目からうろこだ。
先代のmomoのこともあり、去勢手術は一切やらないことを誓った。
さて、koroをドッグランに連れて行き、ほぼ毎日のように遊ばせていた。
元気一杯に走り回る姿はみていても気持ちがいい。
ある日、ある集団から我が家のkoroにクレームがつけられた。
内容は、マウンティングをしない躾を身に付けさせるか、去勢手術をしないかぎりドッグランに連れてこないで欲しい、というものだ。
この日以来、ドッグランにいくことを控えている。