エントリーシート
2008.11.02
連休中日。小春日和の休日でした。
就活、真っ只中のある館生と、エントリーシートについて話をしました。
いま三年生で就活中の館生にとって休日は他人事。
志望企業にエントリーしたらすぐにエントリーシートの提出が求められます。
ここには、「志望動機」「業界知識」「その企業で何をしたいのか」「自己分析」等々、記入します。もちろん書類選考の材料です。
なかなか大変です。他人からの受け売りの意見では、簡単に見透かされてしまいます。
面談のとき、掘り下げられたらすぐに化けの皮が剥がれます。逆効果です。
とはいえ、業界やその企業が抱える問題点など、そうそう簡単に理解できるわけもありません。万一、理解できたとしても、どう対処していくべきかの対案作りなど簡単にはできません。
簡単にできるくらいなら企業の役員会など不要です。
そもそも、就活学生から経営知識を得ようとする企業なんてありません。
企業側のチエックポイントは、その学生のタイプを見極めようとするもの。
理論的な思考か、視野は広いか、考え方に独創性や柔軟性があるか等々。
そしてなによりマインドの高さ、志望意欲の強さを推し量ろうとしているのです。
終日、机に向かい、まずにわか知識を集め、自分なりの考えをまとめ、原稿におとし、推敲に推敲を重ね、最後に多少でもキレイな字にしようと何度も書き直して出来るエントリーシート。これだけで相当な労力を使います。これが何社も何社も続きます。
しばらく休みナシを覚悟しましょう。
苦しんで、苦しんで、もがいて、もがいて、そこから自身の考えを創出しましょう。このプロセスの真剣さこそ、就活を勝ち抜く秘訣です。
山場は面接です。ここで培ってきた底力を発揮しましょう。なんて言ったって、ドミトリーほりでの寮生活を通じ、一人で暮らしていく知恵を身につけ、同時に一人では生きていけないことを学んだのです。実践してきたのです。それだけでかなりのアドバンテージです。
自信を持って、果敢に挑戦してください。