蜃気楼
2018.02.12
とあるビルの外壁ガラスに映った影。
ガラスが局面なので映った映像がゆがんでいます。都会の蜃気楼です。
実は小生の左目は、こんな風にゆがんだ画像として見えています。
少しオーバーではありますが。
不思議に人体の脅威なのか正常な右目が補整してくれるお陰で視力が悪い他は日常でほぼ支障がありません。いくらか目が疲れやすいだけです。
いわゆる加齢黄斑変性という病です。
焦点を結ぶ大事な個所に小さな浮腫みが生じたために起こるそうです。
ときおり眼球内注射をして治すのですが、根本的治療法はないそうです。
なぜこれがわかったかというと、クルマのバック駐車がまっすぐに収まらない、鍵穴にカギがうまく入らない、といった症状がありました。まず考えたのはメガネの作りなおし。
眼鏡屋さんで検眼してもらったらこれはレンズでは治らないといわれ近所の眼科医へ、そこで医師から大病院へ行けと、そして大病院でレーザー治療を試みたものの、治らず。
やむなくこの病気にもっぱら強いと言われる専門医にかかりアバスチン注射を4回ほど試みました。打つとその時しばらくはいいのですが、やがて元に戻ってしまいます。
まぁこれも年なんですね。
老いてくるといろいろ不便なことが増えてきます。