道徳心
2018.06.09
先日、横断歩道を歩いていた時のこと、前から左手にコーヒーカップ、右手でスマホを操作しながらこちらに向かって歩いてくる人いました。
危険回避、当人を避けるのに大きく迂回を余儀なくさせられました。
当然、すれ違いさまに相手に強めの視線を送ったのですが、ついぞスマホから目を放すことはありませんでした。心の中で“死ねばいいのに”と呟きそうになりました。
ところが今度は私が同じ立場になりました。
Koroの散歩中、スマホに待っていた連絡が入ってきました。スマホの画面を見ているとき後ろからクルマが近づいてくるのが分かっていました。
クルマに迷惑がかからないように道路の端に寄ったのですが、クルマが私の横を通る時、運転手がジロリと私に視線を投げてきました。
道幅に余裕はありました。狭くてクルマが通れないということはないのに。
でも考えてみると、運転手からすれば歩行者はスマホに夢中になっていてクルマに気づいていないのではないか、なにか不測な動きがあってクルマと接触することにならないかと気が気でなかったのだと気づきました。
スマホ操作していても、クルマの運転手とアイコンタクトしておけば良かったと反省。
似たようなことはしょっちゅう起こっています。人の往来が多い道で止まってスマホを操作している人、見ない日はないくらいです。
もう少し相手の立場で考えなければと自己反省しました。
ついでに老人の愚痴をもう一つ。
このごろ信号無視する歩行者がやたら多いような気がします。
渋谷の交差点、平気で信号無視する人が多い。どこかの国の道徳感がいち早く渋谷に持ち込まれたのでは。そしてそのマナー感に日本が汚染されるのではと心配になります。
先日、驚いたことがあります。どこよりも人が溢れ、海外からの旅行者が多い繁華街渋谷で道路のガードレールにむかって用を足している人がいました。
これには開いた口が塞がりませんでした。
日本は大丈夫なのでしょうか。