老人の繰り言
2022.02.18
朝のルーティン、まずは公道の落ち葉掃除から始まります。
道路の掃き掃除、昔は嫌でした。避けていました。
お向さんや両隣の奥様たちとの挨拶や雑談が苦手だったからです。雑談にはたくさんの噂話もありました。知らなくても支障のない話ばかりでした。逃げていた理由に、そもそも、男子がそのような些事をするなんて、とバカにしていた自分がいました。
さて時代はぐっとさがり、当節では近隣のお家にオーナーが少なくなり、同時に生垣や植木のあるお家が少なくなってきました。マンションの住人がいちいち玄関の落ち葉を掃除する人はいません。きっとそれは管理人の仕事と思っているに違いありません。
人がいないのですから、朝の挨拶、井戸端会議も自然消滅になります。
昔は良かったと嘆くのは年寄りの専売特許かもしれません。老人の繰り言として聞いてください。昔は、掃き掃除している人をみれば「ご苦労様です」とねぎらいの言葉をかけるのが普通でした。いまでは無視されまくりです。
おっと、どこからか“専売特許”って何? と言われているかも。
外の掃除を終えて、コーヒーを飲んで、今度は館内のバキューム清掃に励みました。