一人暮らし
2023.07.22
夏休みに入り早々と帰省した館生もいますが、大半の館生が試験真っただ中にあります。
試験勉強中のある新入館生が買い物に出かけ、ほどなくして帰館。
しばらくののち洗濯場にいる彼女を見かけました。少しでも勉強する時間が欲しいだろうに、そこは一人暮らしの悲しさ。炊事洗濯と家事もしなければならず、さぞかし辛いかと思っていました。そのとき、再び彼女と廊下で遭遇。わずかな時間の中で三度の出会い。
「試験勉強で一分一秒貴重なのに買い物に行ったり洗濯したりで大変だね!」
「でも買い物は息抜き、気分転換になるんです。それに私、洗濯は好きなんです」
そういえば彼女はダンスサークルに属しています。着るものが汗まみれになることも多い。となれば洗いたての服の気持ち良さは人より増して感じるのでしょう。そのための労苦はいとわないとは“なるほど”です。