2006.12.11
朝、ある館生がお出かけです。
「おはようございます。リクルート?」
「えぇ、今日は説明会があるんです」
「そう、格好いいよ! がんばってね。いってらっしゃいー」
そうです濃紺のスーツ姿でビシッと決めて外出です。この館生さん、今年、当館での生活3年目を迎えています。彼女、入館当時は少し控えめな性格で、気持ちのやさしいお嬢さんでした。そんな可愛いお嬢さんが、あっと言う間に就職活動の時期を迎えたのです。
気付かないうちに、彼女らはどんどん成長していくのだナ、と改めて感じ入った次第です。
【もしヤツガレが人事採用決定者なら、ドミほりの館生は全員即採用決定するのに・・・・】
先月、ドミほりの元館生が結婚され、その披露宴にヤツガレがお招きを受けたことは書きました。
今日、その彼女からヤツガレに、一足早いクリスマス・プレゼントが届きました。
なんとヤツガレがコレクションしているM&Mグッズです。
新婚旅行でラスベガスに行かれ、そのお土産だそうです。
そうです。ラスベガスにはM&Mミュージアムがあるのです。全世界にここだけしかありません。ヤツガレも一度は行ってみたいのですが、機会も資金も時間もなく、あきらめていたのです。
ヤツガレ憧れの場所に、なんと彼女とご主人が行かれたようです。いただいた絵葉書には、
『このストアで二時間も遊んでしまい、すっかりM&Mのとりこになりました』とありました。
いただいたM&Mグッズもこの時期にふさわしいもので、ヤツガレとても気に入りました。
それにしても、大事な新婚旅行で、【ドミほりの館長に、お土産を・・・】なんて考えてくれていただけで・・・、モノも嬉しいけれど、彼女とご主人の気持ちにとても嬉しくなりました。
ありがとうございました。上京のおりにはまた遊びに来てください。
2006.12.08
いまにも雨が落ちてきそうな空。予報に反して結局降りませんでした。明日は降るらしい。
夜、バイト先から帰館してきた館生M.Yさん
「コーヒーをもらってきたので飲みませんか?」
彼女、最近、某シアトル系コーヒー店でバイトを始めました。現在、研修中だそうです。
さっそく頂いてきた新製品のクリスマス用コーヒーの試飲会となりました。
2006.12.05
植木剪定二日目です。今日は道路側の生垣と玄関まわりが中心の作業でした。もちろん“うどんこ病”対策の消毒もしてもらいました。
さて、道路側の生垣を剪定した後、エンジン・ブローで落ち葉を吹き飛ばしていたら、なんと財布がポ〜ンと道路に飛んでいきました・・・・・・・・・。こんなふうに書くと、ヤツガレが体験したみたいですが、実際は植木屋さんからの受け売りです。そのサイフ、中身はクレジットカードや名刺などで現金はありません。心臓のくすりニトロも入っています。どうやら中年の男性が持ち主のようです。
いちおう代々木警察に連絡、ほどなくパトカー到着。拾得物として届けておきました。
当館では館生のための宅配便取次ぎを行っています。集荷を依頼するときはコールセンターに電話連絡するのですが、最近、ある宅配業者さんの受付電話が自動応答システムに代わりました。
〔◇◇◇は番号1を。○○○は番号2を・・・・・〕 とロボットが語る例のシステムです。
このシステムに、うちのバアチャンが悲鳴を上げています。年寄りのためでしょうか、たぶん間を無視する会話についていけないのでしょう。やはり生身の人間の応答でないとダメなようです。
実は、応答システムによる集荷受付システム導入は、郵便局のほうが早かった。集荷センターに電話をすると、〔最初に郵便番号を入力してください・・・・〕という具合にはじまる。これって、けっこうイライラします。いちいち解説してくれるわけですが、慣れてくるとクドイと思ってしまいます。
祖母は“郵パック”の集荷依頼だけは避けてきました。ところが、この郵パック、集荷受付センターが生身の人間の応答に代わりました。顧客満足度を考えたのでしょうか。
一方は省力化に走り、かたや人間力に舞い戻り、さてどちらに軍配があがるのでしょうか。
夕方、ある館生さん・・・・
「秘書検定受かりました!」と。昨日合格通知が送られてきたそうです。
「それは、よかったおめでとう」
いつもの笑顔がいっそう輝いていました。
2006.12.04
昨日の日曜日、寒いためか外出する館生が少なかったようです。
新入生にとって、学園祭はいろいろ大変でした。終わったあとも、いくつもの打ち上げや反省会があります。こんな疲れがドッと出たのでしょう。日曜日を休養にあてた館生が多いようです。
半数強の館生が静かに館内で過ごしていました。
今朝、毎年のことですが、予告なしに植木屋さんが剪定にやってきました。朝8時のことです。普通だったら、「○日から伺います」とかの事前連絡があると思うのですが、この植木屋さんいつも突然です。
でも、この植木屋さんとは、三十年以上の永きにわたる付き合いです。先代から続いています。
剪定作業は明日も続きます。今日の作業領域は裏庭を中心に。明日は表側、つまり道路側の剪定です。一部の植木の葉が白い粉が吹いています。
「うどんこ病だな・・・」と植木屋さん。
「消毒してもらえます?」とヤツガレ。
「クスリあったかな?・・・・・・・・」と
その植木屋さんとの会話はそれでチョン。
だいたいこのような仕事に携わる人は口が重い人が多いようです。実際、今日来たメンバーも黙々と、ただひたすらハサミでチョッキン、チョッキンと刈る作業を続けます。仲間同士で冗談を言い合ったりする光景はただの一度も見ません。
植木職人の世界には、そういう性格の人が集るのか、はてまた仕事がそういう性格を形成していくのか。どっちなんでしょうかね。