2008.02.28
内装工事三日目、第一弾の最終日。
最終日ではありますが、全部仕事が完了したわけではありません。
大工さん仕事が残っています。大工さんには、他のこれから空室となるお部屋とあわせて作業をしてもらいます。このため着手は三月中旬以降の予定。これが第二弾というわけです。
午前中、空いたお部屋から古くなった家具を外に運び出します。新しい白い家具と交換です。もちろん家内と二人の作業です。この仕事、毎年の恒例で、そしてやるのは高齢者、相互にののしりあいながらの作業。典型的な高齢者夫婦の好例です。
この作業、3月は空室が生じるたびに行います。あぁ、先が思いやられる。
といいつつも、一仕事を終えて
「お茶にします・・・」
「おぉ、いいね」
こんなときの甘みは嬉しいもの。
レースのカーテンを通して強い陽射しが窓から差し込んできます。
春は近づいています。
2008.02.27
内装工事二日目。作業はいたって順調に進んでいます。
そして今日退館引越しされるのは館生Fさん。
Fさんは一人で引越しされます。だれも手伝いなし。でもきわめて簡潔・スムースに引越し完了。掃除もまったく問題なし。
写真は積み込み中の赤帽さんのトラックの横で記念写真。
ご両親さまへ、無事に当館を発っていかれましたのでご安心を・・・・・。
引越し先での無事を祈っています。
そして昨日試験を終えて、見学者が二組来館されました。
どちらもお母様とお嬢さんの二人づれ。いずれもすでに当館にはキャンセル待ちの申込みをされていましたので面談が主目的です。
空いているお部屋をご案内。今後キャンセルが出た場合の対応などご説明いたしました。お二人とも試験を終えたとあって、少し体調を崩されたご様子。きっと緊張がいっきょに取れて、体調不調に陥ったのでしょう。早くお家で休みたかったでしょうに。
ご苦労様でした。
夕方、お部屋のカギ交換をいたしました。一部のお部屋についてはシリンダー錠だけでなくレバーや鍵本体も交換しました。従来のものはシルバーですが、今回始めてゴールドをテスト導入してみました。
晴れてはいるものの、北風が身にしみる一日でした。そして屋上から夕焼けがキレイな一日でした。
2008.02.26
国公立入学試験二日目です。
受験者のみなさん、ここまできたのですから、もう開き直って、気持ちを楽にして挑んでください。と言っても、このブログを見るときは終わってしまっていますけど。
お嬢さんは試験中。付添いのお母様は時間をもてあましています。大学のまわりや当館の周辺を散策したりで、でもきっと胸中はお嬢さんのことを心配しつつで、心そこにあらずでしょう。それはそれで大変な思いをされています。
さて、当の本人は、試験を終え、急ぎ帰りの飛行機や新幹線に飛び乗り、車中・機内でぐっすりと眠りについていることでしょう。本当にお疲れさまでした。
今日、試験を終えて、心身ともに疲れているのに見学面談にお見えいただいた方もおられます。本当に申し訳ないです。キャンセル待ちに登録させていただきました。
さて、退館引越しされて空室となったお部屋の一部で内装工事が始まりました。
今日から三日間、天井・壁クロスの張替え、床カーペットタイルの張替え、照明器具の交換などが主な作業内容となっています。
今日からの工事は、とりあえず第一弾。のこりは空室となる3月後半に第二弾の工事が予定されています。
夜、ある館生から
「館長。これお土産です。コレクションに加えてください。たしかコレないと思います」
と、ヤツガレが集めているM&Mグッズ。めずらしいマグカップです。
「これ、初めて見た。うわ、嬉しいね。ありがとう」
「そうですよね。飾ってください」
彼女、先日イギリスに旅行に行っていました。旅先でヤツガレのこと、というかドミほりのことまで心配してくれて、本当に感謝です。もうこんなことしなくていいから・・・・。
2008.02.25
さぁ、始まりました。国公立入学試験。
目覚めると、その朝は快晴でした。おととい、昨日のような強風こそありませんが、風は冷たく手がかじかむ朝でした。
受験生、みんなどんな想いの中で試験に臨んでいるのでしょう。今年も、東大駒場キャンパスに行ってみました。いつも年と同じように、この場は独特の雰囲気です。
開門前、試験開始一時間以上前なのに広場は埋め尽くされんばかりの人。
その雰囲気を写真に収めようと、歩き回っていると。
「館長さん。ご無沙汰しています。○○です」
「いやぁー、S.Mさんじゃない。なにしているの?」
「後輩が受験するんで激励にきたんです。館長さん、わたし就職決まりました」
「えっホント! どこ?」
S.Mさんも東大です。そして外資系の金融機関に就職が決まったそうです。
「おめでとう! こんど・・・、卒業前に遊びに来てよ」
「はい、うかがいます」
受験生にとって今日までの道のりは長かったでしょう。いやもしかしたら短かったのかもしれませんね。でも、ようやくこぎつけた入学試験です。
『あぁ、やっと今日と明日ですべてが終わる・・・・・・』といった想いの人もいるでしょう。
そして付添ってきたご両親の想いも格別のものがあるようです。
木立の陰からわが子の後姿を祈るように見送る母親。
みんながんばれ。落ち着いて、諦めずに・・・・・・。
2008.02.24
申込みには、入居されるご本人との面談が必要。来館見学・面談がなければ、いくらキャンセル待ちの順番が早くても有効にならない。
大変身勝手な当館のルールではあります。
こんなムリをお聞き入れいただき、入学試験日の前日の今日、時間を割いて来館いただいた方が4組ありました。本来なら寸暇を惜しんで試験に備えたいところにもかかわらず。
さらには、雪のためダイヤが乱れた新幹線の中から当館到着時間見込みを連絡くださったり、飛行機の出発時間に同様に当館到着時間をご報告いただいたり。また、数日前から、メールや手紙で何度も今日の日の来館をご連絡くださった方。当館に気を使っていただきながら、ご意向に添えなかった方々には、ヤツガレ大変心苦しく感じております。
4組の来館見学がありましたが、予約申込み対象となるお部屋は2部屋のみ。
結果として、最初の二組の方の申込みで満室となってしまいました。わずかの時間差で、予約申込みが叶わなかったあとの二組の方には本当に申し訳ないと思っています。
さぁ、明日は入試です。当館と契約を済まされた受験生のみなさん、ぜったいに負けないでください。緊張しすぎないでください。リキまないでください。しなやかに、いつも自分らしいスタイルで臨んでください。キットカツ!
来館者であわただしい中、館生M.Yさんがケーキを持ってこられました。
昨晩から、友人のお誕生日にとケーキづくりに励んでいました。そして今朝
「ケーキできました。ラウンドなんですけど・・・・・」
「写真、撮りたいな」
「いま、冷ましているので夕方なら」
こんな経緯があってケーキを持ってこられたのですが、あいにく接客中。写真は断念せざるをえませんでした。M.Yさんの手作りケーキは館内でも有名。他の館生が教えを請うほど。
ほんとうに残念でした。次の機会はゼッタイに・・・・。