モノが増える
2008.02.08
気温10度。強い陽射しのためか、それほど寒さを感じません。
退館引越しがありました。
荷物を部屋から運び出し、カーポートに広げたシートの上仮置きします。写真
ここには冷蔵庫やタンスなど大きなモノがないので、引越しに見えないかもしれませね。
もちろんフリーマケットではありません。処分品でもありません。お母様と二人で整理した成果です。赤帽のおじさんに「上手な整理で助かりました・・・」と言わせしめたほどです。
今日の引越しは、荷物が多いので赤帽さんの軽トラック2台となりました。
ドミほりでの一人暮らしの間、入館当初にくらべどんどんモノが増えるタイプの館生と、逆に入居してから退館するまで、ほとんどモノが増えない人とに分かれるようです。
今日の館生さんは、あきらかに前者ですね。でも、増えたのはモノだけではないようです。彼女が記してくれたメモリアルノートには、 『 2年弱のドミほり生活で“一人で生きていけないこと”、同時に“独りで生きていかなければならないこと”を学びました 』とありました。いろいろなことを気づき、感じとった二年間だったのでしょう。この経験が将来役立つことを願っています。
ある館生が帰宅。
「今日で試験終わりました! 文系は早いんです・・・」と嬉しそうな笑顔。
「バッチリ?」とできばえを尋ねると・・・・・
「ウーン・・・・・」
「ビミョーなの?」
「ビミョーかな・・・。あとリポート提出があるんです」
まるで、自身の気持ちに緩みがでないよう、自らに気合を入れているようでした。
確実に自律心が育まれています。