入学試験初日
2008.02.25
さぁ、始まりました。国公立入学試験。
目覚めると、その朝は快晴でした。おととい、昨日のような強風こそありませんが、風は冷たく手がかじかむ朝でした。
受験生、みんなどんな想いの中で試験に臨んでいるのでしょう。今年も、東大駒場キャンパスに行ってみました。いつも年と同じように、この場は独特の雰囲気です。
開門前、試験開始一時間以上前なのに広場は埋め尽くされんばかりの人。
その雰囲気を写真に収めようと、歩き回っていると。
「館長さん。ご無沙汰しています。○○です」
「いやぁー、S.Mさんじゃない。なにしているの?」
「後輩が受験するんで激励にきたんです。館長さん、わたし就職決まりました」
「えっホント! どこ?」
S.Mさんも東大です。そして外資系の金融機関に就職が決まったそうです。
「おめでとう! こんど・・・、卒業前に遊びに来てよ」
「はい、うかがいます」
受験生にとって今日までの道のりは長かったでしょう。いやもしかしたら短かったのかもしれませんね。でも、ようやくこぎつけた入学試験です。
『あぁ、やっと今日と明日ですべてが終わる・・・・・・』といった想いの人もいるでしょう。
そして付添ってきたご両親の想いも格別のものがあるようです。
木立の陰からわが子の後姿を祈るように見送る母親。
みんながんばれ。落ち着いて、諦めずに・・・・・・。