ゆく夏を惜しむ
2008.09.14
今朝5時半、ある館生がヨーロッパに発っていかれました。
その15分後、別の館生がサークルのテニスの試合に出かけました。
石川県から見学者がお見えになりました。
遠くから、またお忙しい中、お運びいただきまことにありがとうございます。
お父様とお嬢さんの二人連れ。今朝一番で上京されました。
ご説明をさせていただいている間、お父様はとても物静かに脇からお嬢さんを優しく見守られていました。お嬢さん本人の意思を大切にされている様子。
午後、ブログに載せる写真を撮ろうと、近所の駒場公園へ。
旧前田公爵邸の和館、そして洋館に庭でみた“ゆく夏を惜しむ”光景ニ題です。
公園からの帰り、当館近くでの出来事。
当館のすぐ近所に要警護対象者(VIP)の私邸があります。
このお宅、何時間かおきに警察官が立ち寄ります。
警察官は、ぐるっと家の周りを見、家に備え付けられた機器に鍵を挿し、巡回記録を残していきます。これを毎日、数時間おきに繰り返しています。
そのおまわりさん、ヤツガレのカメラを見て・・・・・
「いいカメラですね」
「写真やられんですか?」とヤツガレが聞くと
「デジタルを始めたいのだけど・・・・。鑑識にいたものだから・・・・」
「警察って、まだデジタルじゃないんですか?」
「デジタルは写真を加工できるからだめなんです」
「あっそうなんだ。証拠にならないんですね」
ヤツガレのデジタルカメラ、撮った写真にオリジナル真正を証明するデータを残せるのですが、公式にはまだ認めてられないようです。
技術革新、急速に世の中を変えていきますが、一方で守旧の勢力も根強いのですね。