2008.03.07
定期水まわり清掃、二日目です。
今回は退館引越しされる方のお部屋は除いてありますので、作業は今日で終了です。
来週月曜日は共用部分の清掃が行われます。
退館引越しされる方のお部屋は、あらためて今月下旬に別途空室清掃を行います。
しばらく、引越しや内装工事、清掃、そして新館生の引越し入居と、忙しさが続きます。
年二回の水まわり清掃、館生にとってはいちいち食器類を片付けたり、また戻したりでメンドウかと思われるかもしれませんが、それなりにメリットもあります。
なにより、他人が部屋に入る、館長に部屋の中が見られるというプレッシャーからか、清掃の前日になると、当館のゴミ小屋は、沢山のゴミで一杯になります。みんなあわててお部屋の掃除をするようです。
なかには、掃除のプロがやってくれるというのに、自分でキッチンをピカピカに磨き上げる人もいるほどです。
「ここの住人はいくつですか?」と清掃作業員がヤツガレに質問を
「十九歳だよ」
「えっ、驚きです。さぞご両親の教育がしっかりとされているんでしょうね・・・」
こんな娘もいるかと思えば、ごく稀にまったく片付けのできない人もいます。きっと忙しいのでしょう。部屋に戻ったときは、ただ疲れて眠るだけなのかも・・・・・。
でも、清掃員が部屋に入るなり、ヤツガレと視線を合わせます。いかにもビックリといった顔で。
写真はキッチンのシンクの排水口です。おもいっきりヨリの絵にしました。
2008.03.06
定期水まわり清掃が始まりました。
毎年、春と秋の二回、キレイにするのはキッチン・浴室の主に水まわり、そしてエアコンフィルターなどです。
作業中、帰省されている館生もいますので、二週間前までには告知メールを全館生あてに送信しておきます。内容は、清掃作業に入ること、作業に支障が出ないように食器やナベ類、浴室内の洗面道具などを居室内に移動させてもらうことです。
館生には手間がかかりますが、清掃作業が終わったあとは、やはり気分も良いようです。
ときおり館生から
「お掃除ありがとうございました。おかげで気持ちいいです」
といった声を聞かせてもらうこともあります。
この清掃作業中の写真を撮ったのですが、排水口から取り出された髪の毛の山は、だれも見たくない絵です。掲出を止めました。
午前中、見学者がお見えになりました。もちろんかねてお約束いただいております。
栃木県からお越しで、お母さんとお嬢さんのお二人連れでした。
お嬢さん、現在高校二年生。来年受験です。
二人姉妹で、姉はニューヨークの大学に進学され、寮生活をおくられているそうです。一時、お姉さんも東京の大学に進学という可能性があったようで、そのとき学生会館をいろいろ調べ、当館を知ったそうです。以来、当館のブログをお読みいただいているそうです。
初めての来館ですが、ブログを通して当館のことはすっかりご存知でした。
ありがとうございます。
帰りに東大キャンパス内にあるフレンチレストランでお二人仲良くランチされたそうです。
ある館生さんが昨日ハワイ旅行から元気に帰ってきました。
「おかえりー! どう楽しかった?」
「とても楽しかったです。ダイヤモンドヘッドに登ってきました」
わざわざお土産を持参されました。ハワイアンキルトです。
ガラスのりんごを載せて写真に収めてみました。
2008.03.04
「あっ! パスポートがない! ・・・・・部屋に忘れてきた!」
気づいたのは郷里に向かう機内。
ある館生、春休みを利用して郷里に一旦戻り、その後、祖母と一緒に海外旅行の計画。
おばあちゃん孝行というわけです。その出発は二日後。
さぁ、その大切なパスポートは、ドミトリーほりの彼女のお部屋の机の中。
大変です。郷里の飛行場に着くなり、ドミほりに電話。このとき時計の針は9時少し前。
「パスポートを大至急送ってもらいたいんです。明後日の朝10時必着で・・・・・」
彼女、飛行場でいろいろ交渉したようです。
税関の係員に頼み込んだのか、税関係員を受取人に空港へ直送することを考え出しました。 なるほど、自宅宛にパスポートを送ったのでは時間のロスです。万一にも、空港に向かった後、自宅に郵便配達されてきても、間に合いません。
問題はパスポートをいかにして一番早い方法で送るかです。
宅配業者に電話するも、集荷は翌日になるし、その上、指定日の指定時間は確約できないとのこと。郵便という方法もありますが、この時間では郵便局も閉まっています。
ただ郵便会社の渋谷本局は24時間開いています。
さっそく本局に電話。相談すると、深夜に持参しても翌朝扱いになるが次の日の朝10時には配達できるとのこと。さっそく、パスポートを封筒に納め、宛名を彼女指定の税関窓口の係官名と出発便名を記載、すぐに家内が渋谷本局に走りました。
そして一日おいて海外旅行出発の今朝、配達予定の10時になったら確認の電話を入れようとしていたら、彼女から連絡が・・・・・・・。このとき朝9時5分。
「ただいま空港に向かっている途中ですが、郵便物が空港に届いたとの連絡がありました。(略)」
空港に向かう彼女の携帯に、税関の係員が連絡を入れたようです。
いやー、彼女、気が気でなかったでしょう。それにしても良かった。
彼女の機転で無事事なきを得ました。あとは、ゆっくりとおばあちゃん孝行してきてください。
また太りそうです。