寒風
2012.01.29
ありふれた日曜日。
もちろん冬ですから寒い、それに今日は風が強く寒さ倍増です。
ヤツガレ、ここ上原に住み始めておおよそ60年。
ありふれた日々の連続で60年の星霜を重ねました。
この上原の街を改めて見ると、その様相は大きな変化を遂げていました。
仲通り商店街の昔の店は看板を外し、ただの居宅に。
文房具店、駄菓子屋、畳屋、ふとん屋、カメラ店、銭湯、酒店、乾物屋、魚屋、八百屋、肉屋、そして配達してくれた酒屋さんはどこに行ってしまったのでしょうか。
変わることができない者は去れということでしょうか。
変わらずに継続することに価値はないのでしょうか。
こんなことを考えていたら寒風が一層心を寒くしてくれました。