2012.08.13
今日帰省したのはKさんとMさん。
二人ともこの春に大学生になったばかりの新入館生です。
この二人、タイプがよく似ています。
思考回路が常に前向き、何事にも肯定的な受け止め方。じっとしておられず常に何かを追いかけている、そんな二人です。
この二人と話していると、自分が後ろ向きに考えていたな、と反省させられることが多いです。
こんな性格の二人、当然に挨拶は明るく、大きな声になります。
そして表で交わされる挨拶を二階のAさんが聞き、突然道路側の窓を開け
「マリモ! 帰るの? いま起きたヨ!」
「そう、すぐ帰るから!」
こう暑いとワンちゃんは大変です。
地表、都会ではほとんどアスファルト舗装ですが、これがめっぽう熱い。
ここを歩くワンちゃんにとっては地獄に違いありません。
ということで散歩は早朝か夕方に限られます。
ところが今日の昼過ぎ、渋谷の繁華街で盲導犬(ラブラドール)を見ました。
もちろん目の不自由な人を介護しているワンちゃんです。
灼熱のアスファルトと自動車やビルから吐き出される熱気をおびた排気。
ものすごい暑さです。こんな中、黙々と主人に使えるワンちゃんに感激してしまいました。
2012.08.12
朝6時半、西郷山公園はいつものラジヲ体操が
すっかり人影が消えた駒場キャンパス
野球グランドだけは大きな声が弾んでいました
お盆休み。
テレビのニュースは交通渋滞何十キロと伝え、おかげで東京はガラガラになりました。
昨夜のこと、ある館生から翌朝7時のモーニングコールを頼まれました。
その前日に続いて連日の依頼です。
いつもは、頼まれても、「憶えていたらね・・」と応じることにしています。
不確かな返事の理由は、自律心の醸成にあります。いつまでもママには頼れないのです。
でも昨夜の彼女は、
「お願い! ライブで疲れて朝起きれるか自信ないんです。お願い!」と手を合わせての懇願ポーズ。
「わかったヨ。起こしてあげるから安心して」
「わーい、やった。おやすみなさーい!」
まったく屈託ありません。むしろ可愛いと感じるほど。
今日も館生の帰省がありました。
みなさんキチンとした挨拶をされていきます。
このブログをみて“挨拶をしなければ”と負担になっているとしたら、少し悪いかなと思ったりもします。
まだ若いのに、形式的な挨拶に縛られ、無理がでてくるのは忍びないこと。
でも、ドミほり生活を通して、日頃の会話で自然と挨拶ができる習慣が身に付くのはとても嬉しいことです。
実際、最初はぎごちなかった挨拶も、次第に慣れ、普段の会話の中に織り込まれてきます。
身に付いた挨拶の習慣は、かならず社会に出た時、有力な武器になること間違いありません。
2012.08.11
館生Iさんには、数日前から香港のお友達が泊まりに来ています。
連日、いろいろ東京を案内していますが、今日は幕張のアウトレットモールへ。
帰館するなり
「疲れた〜」
ください。
館生Mさんには北海道から妹さんが泊まりに来ていましたが、今日、妹さんが地元に帰ります。
函館まで新幹線と在来線を乗り継いで列車で帰るとのこと、若いから出来るのでしょう。
気をつけておかえりくださいね。
今夜は東京湾花火大会が催されています。
きっと浴衣を着たお嬢さんが沢山街に出ているでしょう。
東京地方、予報では雨と言われていましたが、いまだ降っていません。
なんとか降らずに持ちそうです。着物にとって雨は大敵です。
今日、帰省先から帰館した館生Rさん、今夜はお友達と東京湾花火大会にお出かけです。
家内が浴衣の着付けを手伝いました。
とても可愛い浴衣姿です。
2012.08.10
世の中、夏休みモードです。
駒場キャンパスも人影まばら。
商店街の店頭にもお盆休みを告げる張り紙が目立つようになりました。
今日から帰省する館生3名。その中で新入館生はIさん。
「これから帰省します。4月からお世話になりました。戻ってからまたお世話になります」
こんな素晴らしい挨拶をいただきました。
年寄りには堪えます。目頭が熱くなります。
この頃、一昔前の下宿に人気が出て来ているとの報道を目にしました。
下宿だけでなく寮などで、職業や年齢、家族持ちや独身など、立場や習慣が異なる人が一緒に住む雑居型の住まいに人気が出て来ているそうです。
このような現象を“孤住”から“集住”というらしい。
家族以外の人と同じ空間内で居をともにする。
聞いただけで、ヤツガレは、きっといろいろトラブルがあるだろうなと心配になるが、案外そうでもないようです。
むしろ積極的に煩わしい人間関係の中に飛び込んでいく。
そうすることで社会適応力や人間力を高める、だからあえてこのような住まいを求める若い人が増えてきているといわれています。
こんな社会現象、もしかしたら “なでしこJAPAN” の影響があるのかも。
2012.08.09
数日前から新入館生Kさんのお部屋に友達が泊まりに来ていました。
お友達は高校時代のクラス仲間です。
この4月から北海道で一人暮らしを始めています。
大学生になってはじめての夏休み、Kさんと一緒にいろいろ東京見物されていました。
そして今日が最終日。またしばしのお別れです。
「今度は北海道へ行くからね・・」とKさん。
♪ 赤い夕陽が校舎を染めて
楡の木陰に弾む声 あぁ高校三年
ぼくら 離れ離れに なろうとも
クラス仲間は いつまでも〜 ♪
なぜか昔の歌謡曲を思い出しました。
館生Sさんは今日からテニスサークルの合宿です。
Sさん、スレンダーな身に似合わず力持ち。
かなりの荷物なのに、エイッとばかりに肩にかけて出発していきました。
若いからギックリ腰にはならないでしょうけど、無理しないように・・・。
そして新入館生Yさんは今日から帰省します。
Yさんの家族はマイカーで上京されています。
二三日東京のホテルで過ごされるそうです。
うらやましい限りです。
本人もとっても嬉しそう。
「これから帰ります」
ときちんと挨拶をいただきました。
世の中、夏休み、お盆休みに入ったようです。
そういえばこのブログへの来訪者もこの時期、少し減っているようです。
今日も見学者の来館がありました。
岡山からお祖母ちゃんとお母様、そして本人の三人連れ。
二泊三日の上京は全日程、お嬢さんの住まい探しだそうです。
お嬢さんは東京の大学進学を望んでいますが、ご両親は地元大学への進学を切望。
どうしても東京に行くなら、安心・安全な住まいの確保が条件と。
本人はまだ住まいについての当事者意識は希薄、それより受験で頭がいっぱい。
親がいうので仕方なく見学に来たといったところ。
よくある典型的な例です。
重要なことは学生会館で暮らすのは本人です。本人自身が納得することが一番大事です。
写真は、先日訪れた川越の小江戸です。
今日は屋根づくしです。