東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

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ドミトリーほり 館長ブログ

イギリスへ。

2012.08.03

                               

朝8時半、新入館生Y.Cさんがお出かけ。

  「大学にリポート提出するだけなんです」

  「リポート完成したんだ。もしかして完徹?」

  「はい」

  「お疲れさま。じゃぁ、帰って即寝る? それともハジケる?」

  「多分、はじけると思います」

ようやく試験が終わって夏休みに入ったのですから、まずはお友達と打ち上げですよね。

10時少し過ぎ、新入館生Y.Rさんが楽器ケースを提げておでかけ。

   「図書館でリポート作成のための資料を探して、昼からサークルの練習です」

彼女は南米音楽のサークルでチャランゴという楽器を担当しています。

この楽器の名前、一度で憶えられず、いままでに何度も聞いています。

そして二年生のK.Mさん、背中にギターを背負ってお出かけ。

彼女のサークルはバンドです。彼女はリードギター兼メインボーカル。

間近に予定されている公演では彼女初のキーボード弾きながらのボーカルだそうです。

昼過ぎ、見学者が来館されました。

母親とお嬢さんの二人。

まったく嫌になるほどの暑さ。こんななか遠く山形からお運びいただき恐縮いたします。

夕方、4年生の館生F.Rさん、約二週間のイギリス旅行に出発です。(写真)

行先はオックスフォード、ケンブリッジの大学。

元気に旅立って行きました。

いっぱい思い出を作ってきてください。


 



マッカーサー

2012.08.02

夏休みに入って、サークルや部活動の合宿に出かける館生が増えています。

今日、茶道部の合宿に向かうのは館生Rさん。

合宿先での4〜5時間に及ぶ正座を心配していました。

昨日から始まった退館引越しは無事にすべて完了。

お父様は会社を休んでマイカーで上京されました。御苦労さまです。


今日の写真は、このブログにしばしば登場する駒場公園(旧前田侯爵邸)です。

真っ青な空と真っ白な雲、そしてイギリスチューダー様式建築物の取り合わせを撮りたくなったからです。

 

この前田侯爵邸は1929年に建造されました。

当時のお金で150万円を要した建物で、贅をつくしたもの。

世間から批判も受けたようです。

今の価値に換算すると500億から1,000億円というから驚き。

使われている大理石やタイルは、いまや絶対に入手不可能なものばかりだそうです。

 

ヤツガレがここ代々木上原に住み始めたのは小学校4年になったときでした。

今から60年も昔、1952年のこと。

当時のこの駒場公園への思い出は玄関に立つ米軍のMPの姿しかありません。

 

前田侯爵邸は、1945年に連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーのための官舎として接収されました。

ところが敷地が広すぎ、治安の収まらない当時としては警護がしにくいことから、マッカーサーは住まず、かわりに第五空軍総司令官の官舎となりました。

その後、マッカーサーの後任として赴任した第二代在日総司令官リッジウエィの官舎となりました。

 

こんな逸話があります。

リッジウエイはこの邸宅に住むに際し、使われていた絹織物の壁クロスが気に入らず、真っ白なしっくい壁に改造しようとした時のこと、これを聞いた前田侯爵夫人が烈火のごとく怒り、自身で乗り込み、優れた英語力で米人の文化レベルの低さをなじったそうです。

このとき、リッジウエイは“日本にこんな夫人がいるのか”と驚かれたそうです。

絹織物の壁クロスがどうなったかは定かではありませんが、いま用いられている壁クロスは、すでに当時のものではありません。

といいつつ、マッカーサーって誰? って声が聞こえてきそう。

昭和がどんどん遠ざかっていきます。

 


フローズン生ビール

2012.08.01

                                                    水喜の琴乃さん

8月に突入してしまいました。

お昼少し前、ある館生。

  「館長、今日から帰省しまーす」

  「そうなんだ・・・、ご両親によろしくね。帰ったら何するの?」

  「運転免許取ります」

  「帰ったらなにが一番したい?」

  「妹と一緒に遊ぶのが楽しみなんです」

妹さんとは歳の差一回りだそうです。さぞかし可愛いのでしょう。

 

今日、引越し退館がありました。

マイカーでの引越しで、今日だけでは済みません。明日も引き続き荷物の搬出などが続きます。

 

 

夕方からむかしの会社員時代の旧友たちとの暑気祓いがありました。

会場は丸の内の「水喜」でした。

みな変わりなく元気でなによりでした。

 


7月の終わり

2012.07.31

               

明日から8月です。

今シーズン最後の試験を終え、昼前11時少し過ぎに帰館したある新入館生。

 「館長! この四カ月お世話になりました。また10月からよろしくお願いしまーす!」

試験を終えて速攻で帰省します。

そして帰省後、ただちに一人でフランスへ。

いただいた館生の挨拶、礼儀正しさには、ご両親の教育の素晴らしさが伺えます。

なんとなく目頭が熱くなるのは歳のせいでしょうか。

 

同じく試験を終えた別の新入館生が夕方、帰館。

  「おかえりなさーい」

  「ただいま帰りました!」

いつものようにとてもハツラツと元気いっぱいな受け答え。

  「今日はどんな一日だった?」

  「とても楽しかったです!」

  「何が?」

  「カラオケです」

「試験を終えて一挙に弾けたワケ? 何時間?」

  「5時間!」

まったく疲れを見せません。若さが漲っています。

この素直さ、そしてハツラツさに触れる時、ヤツガレは最高の嬉しさを味わいます。


夏休み直前

2012.07.30

                               

すでに夏休みに入った館生と、試験をあと一つ、二つの科目を残すだけの館生が混在。

帰省のため、深夜バスや航空券、新幹線のチケットの手配をしつつ試験勉強となっています。

 

帰省して運転免許の取得に励む館生や海外旅行に出かける館生など、休みにもいろいろなイベントがあって忙しい日々を過ごすことになりそうです。


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