写真が趣味
2015.11.25
昨日のこと。
前日の雨が上がって天気予報は晴れ。
紅葉を撮るには最高のタイミング。
前夜の雨に濡れた木々の葉が精気を宿しています。
差し込む朝日が水蒸気の立ち込めたあたりに光を注ぎます。
このとき木々の合間に射す、やわらかな朝日が見事な光景を作り出してくれます。
光は黄金色の銀杏の葉をいっそう輝かせます。
こんな光景はそう機会があるわけではないと知りつつ、昨日は惰眠をむさぼってしまいました。
それでも、昼過ぎに代々木公園に行ってみると大勢のカメラを持った人が来園していました。もちろん目当ては紅葉です。でも太陽はすっかり上がり切っています。
自分のことは棚に上げて、このごろカメラを提げた人が増えました。
老若男女、洋の東西を問わずに。
きっとこの背景の主な原因はIT技術の進歩にあるのでしょう。
携帯やスマホのカメラから始まりコンパクトカメラ、さらには一眼の世界にデビューしてきた人も多いはず。
さらにパソコンが街のDPE屋さんの役割を家庭でこなせるようになりました。
そして最後はSNSです。ブログ、フェイスブックなどの普及で撮った作品が容易に発表できることでしょう。見た人が“いいね”を押して評価されるとなるとさらに向上心が芽生えるというわけです。