テント列
2019.03.29
昨日今日、駒場キャンパスは新入生の入学手続きの日です。
新入生、入学手続きを終え戸口を出ると、長いテントが目に入ります。
これがいわゆる駒場キャンパス名物「テント列」です。テントには部やサークルの先輩たちが新入生たちを待ち構えています。
チラシを渡され、わずかに頷いただけでテントに引き込まれます。たちまち数名に囲まれ勧誘の嵐に遭います。少しでもスキを見せるとすぐにlineの交換を求められます。もちろん後日の連絡手段確保のためです。
勧誘の嵐を避けようにも、部員と机やイスでバリケードされたロードを歩くのは至難の業です。隙間なく部員による人垣やパイプ椅子でガードされ、このテント列を抜けるまでに相当な覚悟と時間が必要です。
夕方、ある新入館生が帰館したとき「二時間半かかりました」と嘆いていました。
とはいえ新入生の中にも猛者がいます。これぞとばかりに夕食会のハシゴ、いわゆるタダメシのゴチを決め込む新入生もいるのです。