一人鍋、今夜はほうとう鍋。
2020.02.01
夜中の2時少し過ぎ、枕元のスマホが突然けたたましく警報音を鳴らしました。
この音、深い恐怖心を呼び覚ませます。
反射的に3.11のときの光景が脳裏に浮かぶからです。
急いでテレビをつけ、給湯ボイラーを点検、そして家内と二人で館内を巡回します。
震度4以上であれば館生が就寝中であっても無視して、ドアを叩き無事を確認して回ります。でも今回はさほどの切迫感はありません。
ぐっすりと寝込んで、地震があったことすら気づかない館生もいそうです。
ということで、廊下をまわり室内の様子を気配だけで確認してまわりました。
「たすけて~」の声や、「ウ~ン、ウ~ん」といったうめき声も聞こえません。
全員無事なのです。安心しました。
昼過ぎ、警視庁代々木警察署の警察官が来館。
“館生の名前、大学・学部、そして緊急連絡先を所定用紙に記入し提出してください”
なんでもオリンピック期間中のテロなどへの対応だとか。
ドミほり周辺の巡回をこれまで以上に強化してくれるようお願いしておきました。
一年生館生Kさんが自炊料理を見せてくれました。
ほうとう鍋です。高校時代はまったく料理経験してきませんでした。でもドミほり館生になってからほとんど自炊だそうです。
近所のスーパーで“ほうとうセット”が売られていました。鍋ひとつで簡単に作れるということで手軽さもあって購入したそうです。
自炊したことない人が一人暮らしを始めるにあたってのアドバイスを聞くと・・・。
「無理せずに、焼く、チンするだけでも料理なんだと思うことが大事」
彼女、試験期間中のほうが凝った料理を作るんだそうです。
それだけ無心になれる、アタマのリセットになるからだそうです。