転居
2020.08.05
先日入館された館生は他の学生会館から当館に移ってきた一年生です。
なぜ二か月住んだだけで転居したのか本人に聞いてみました。
まず上京して選んだ最初の住まい(学生会館)は某大手の運営する寮だったそうです。ここを選んだのは食事つきだったから。まったく自炊経験ないことを親が心配したのです。
ところが住み始めてすぐに違和感を覚えたそうです。理由は、寮生間の交流がまったくないこと、廊下ですれ違ってもお互いに無視といった環境が、彼女にはとても悲しいものに映ったそうです。
そして選んだ最大の理由“食事つき”、これが初日から不満のかたまりだったそうです。
料理の内容は大きく期待外れ、ときにはおなかを崩すこともあるほどだったそうです。
こんなことから思い切って住まいを変えることに、そして選んだのがドミほりだったそうです。ドミほりに最初に見学に来た時、たまたま居合わせた先輩ドミほり館生Iさん、先輩とはいえ同じ一年生の子から「入居が決まったら仲良くしてね」と声をかけてくれたのです。大学に入学したものの全ての授業がリモート、大学の友達ができない状況だったため、この一言がとても嬉しいものに感じられたそうです。
心配していた食事も、いざ自炊を始めて見るととても楽しいものだということに気づきました。なにより自分の食べたいものを食べたいときに食べられることの素晴らしさです。
最後に、前の寮は企業が運営しているため対応が事務的で、また寮母や警備員が複数いたため知らない人が同じ建物内にいるようで不安でした。
ドミほりに移ってからは、困ったことはないかと親身にお声かけしてくださる館長と奥様の優しさを日々感じています。一言で学生会館といっても運営内容はみな違っています。
私にとってはドミほりに入館できてよかったと思っています。