代々木公園の若者
2008.07.17
代々木公園で撮ったスナップです。
一人でヒップホップダンスの練習です。
「写真、撮っていいですか?」とヤツガレ
「・・・・・」
言葉はありませんでしたが、快くうなずいてくれました。
I-PODに小さなスピーカーをつなぎ、曲に合わせてなんどもなんども振り付けの練習でした。二時間ほど練習していたようです。
がんばれ!
そして同じ公園で。下の写真
彼女と彼氏、ビミョウな空間を維持しています。
気恥ずかしさの小さな緊張感の中、互いを結ぶペットボトル。
飲んではベンチの上を走らせ、相手方に戻しています。
美女美男の彼女と彼氏はモデルかな。
もちろん初対面同士。撮影合間の休憩タイムでの出来事とは、ヤツガレの一方的な推測です。
ある新入館生との会話。
「ドミほりにきて、まるまる三ヶ月経ったネ。どう?」
「生活は慣れました。・・・・・・最近、テレビが欲しいなと思うようになりました」
「それはどうして?」
「部屋に帰って、なにも音が聞こえないのが・・・、どうも・・・・」
テレビを持たない館生はけっこういます。
もちろん、最近はパソコンでテレビを見る方法もありますが・・・・。
最初からキャンパスライフの充実を第一義に考えてのことです。
「でも、テレビ買っても、きっと見るヒマないとは思うんですけど・・・」
わかります。
家庭には、いろいろな音があります。
台所から聞こえる調理の音、風呂場から聞こえる入浴の音。テレビゲームの音。
それらは家族の音です。
実家にいたとき、たくさんの生活の音の中に身をおいていました。うるさいなと思いながらも、それらの音に安らぎを感じていたのでしょう。いまでは帰っても何の音も聞こえません。
生活の音は、いまでは懐かしい思い出。せめてテレビの音で疑似体験か。
夏休みを直前に、家族に想いを募らせたのかもしれません。