植木屋さん初日
2010.07.21
昨日の朝、日赤医療センターに行く時のこと。
駒場東大前駅に向かって歩いて行くと、前方に新入館生I.Sさんを見つけました。
「Iさん。おはよう! 今日一限から試験だよね。ずいぶん早いじゃない」
「はいそうなんです。早めに行って勉強しようと思って・・・・」
「余裕を見てというわけか。ところでなんで北門を使わないの?」
「このまえ、北門でカエルの死がいをみたんです。キモチわるくて・・・」
「それで、遠回りして行くんだ」
当館から駒場キャンパスに行くには北門が一番近道です。
北門をくぐり、野球場とラグビー場の間の道を進んで校舎に行く道順です。道の両端には草むらがあります。それに北門の脇には実験用のカエルを飼育している小屋もあります。
滅多にはないのですが、カエルに遭遇する機会もあります。
I.Sさんは遠回りしてわざわざメイン通りから登校しようとしていました。
ヤツガレの子供のころ、東大キャンパス内には空き地や草むらも多くカマキリやバッタがいて、秋にはトンボが一杯に広がっていました。水量僅かなせせらぎにはザリガニがいましたし、もちろんカエルもたくさんいました。
そういえば最近、スズメが急減しているそうです。
昔にカエル必要はありませんが、少し寂しさを覚えますね。
今日から植木屋さんが入っています。
三人体制で明日まで続きます。この炎天下、屋外の仕事は大変です。
そうそう、I.Sさんにはまだ伝えていませんが、当館の敷地にもカエルが棲みついています。