東京スカイツリー
2010.09.27
今から6年半ほど前のこと。
当時、六本木六丁目市街地再開発事業(超高層ビル建設)が進行しておりました。
この建物が完成すると、当館は、テレビ電波を送信している東京タワーと新ビルとの中間に位置するため、当館のテレビが映らなくなるということでした。
この建物はその後、六本木ヒルズと称され、バブルの象徴みたいな有名な建物になりました。
ともかくこのビルのおかげで当館はテレビが映らないことになりました。
この問題を解決するため、六本木ヒルズの管理組合が、電波障害対策としてケーブルテレビを敷設し、当館にもこのケーブルが引き込まれました。
そしてあれから6年半、ご存知の通りテレビの地上アナログ電波は来年をもって終了し、あらたに地上デジタル電波化となりました。そして東京タワーもその役目を終え、墨田区に建設中の東京スカイツリーにバトンタッチされます。
前置きが長くなりましたが、先日、この六本木ヒルズの管理組合から手紙が届きました。
内容は電波障害対策としてのケーブルテレビ放送を終了する、ついては施設を撤去します、というもの。
もとより当館はitscom社のCATVによるテレビ視聴の施設が敷設済で、なにも問題はないのですが、新しい電波塔が及ぼす影響は思いのほか広いようです。
夕方、館生H.Mさんが帰館。
「おかえりなさい。今日、なにか感動したことあった? 心にビビッときたこととか?」
「うーん。上原駅そばのペットショップで可愛い子犬を見て、ビビッときたかな。とても可愛かった」
そしてトルコに旅行に行っていた館生K.Kさんが元気に帰館しました。
「お帰り! どうだった?」
「ただいま帰りました。熱もありません。元気です。楽しかった!」
帰館して早々に、お土産を友人に配ると速攻でお出かけでした。