分業の弊害
2003.08.07
雨は降らないもの梅雨のような雲、ときどき現れる真夏の雲、そして秋を思わせる雲、これらが全部観察できる一日でした。器用な雲の揃い踏みです。今日は改修工事の5日目です。今日出番のない大工さんは予定通りお休み、かわりに内装業者さんが来るハズでした。ところがこの内装業者さんは都合がつかず来ないのです。実は昨日、この内装業者さんは来たものの資材が揃っていないため途中で帰っていたのです。そして今日は資材が揃っているのに内装工事をする人がいない、という状態です。この頃、あらゆる分野で専門化・分業化が進んでいます。分業化は作業する側の負担を軽減させ効率アップに繋がるのでしょうが、ときに専門化されたことによる弊害もあるようです。なんでもできる器用な人なんてこの頃はいないようです。結局、今日は一人工務店の人がじっくり時間をかけて“スミズミ”まで“墨だし”をし、“スミマセン”といわずに帰っていきました。今日の日記はこれで“済み”です。