計画道路
2011.06.27
高速道路ができたおかげで街並みがすっかり変わり始めました。
道路計画が策定されたのは、かなりの昔のこと。
最初に計画線が描かれ、新しい建物は計画線にそって建てられる。
そして数十年後、建物の建てなおしのたびに、拡幅される道路の輪郭が見えてくる。
これだけでゆうに50年から60年の期間を有します。
とはいえ、まだ道路になるところに建物が残っています。
そして高速道路が作られる段になって、(今回の高速は地下に造られたのですが)、用地買収などが急速に進展し、さらに一層拡幅後の道路のイメージがはっきりしはじめました。
電線や電話線などは共同溝に収納されキレイになります。
このような計画は、そのときどきの大臣のリーダーシップだけではできないのでは。
きっと優秀な官僚たちが描いたプランが、長い長い月日を経てなし得た事業なのでしょう。
今、災害に見舞われた地域の復興は、こんな悠長なことは言ってられません。
すぐにプランを描き、すべてに優先して実行に移して欲しいものです。