老老介護
2013.09.11
昨日の朝のこと。
飼い犬が行方不明になったと慌てているご婦人が・・・・。
このご婦人、この界隈では知らない人がいないくらいに知られた方です。
毎日、朝昼晩の三回、飼っているワンちゃんを連れて散歩する姿を見ているからです。
御年84歳、そしてパートナーのワンちゃんはなんと19歳。
それもまもなく20歳になろうというワンちゃん。
人間でいえば100歳ほゆうに超えているでしょう、
目は不自由のようですし、四肢もかなり不自由。
散歩も休み休み。あっちフラフラ、こっちにふらふらしながらの散歩です。
飼い主も、介護用の手押し車を利用され、10メートルほど進んでは休憩しながらの散歩。
その日の朝、5時、いつものようにワンちゃんの散歩に行こうとして、ほんのわずか目を離した瞬間にワンちゃんがいなくなったそうです。
近くに住む有志がワンちゃん探しに協力。
もちろんヤツガレも加わりました。
飼い主のご婦人、クルマにでも轢かれたのではととても心配されています。
一時間ほどして、警察に電話すると、無事に警察に保護されていることがわかりました。
このときのご婦人、とても嬉しそうな表情をされていました。
ご婦人、ワンちゃんとも、お互いに“自分がいなければ”と相手を思いやっているに違いありません。
駒場キャンパスににぎわいが戻ってきました。