部活に打ち込む姿を追い求め
2016.09.09
数年前から東京大学ラクロス部女子の活動をカメラに収めてきました。
合同練習や自主練、そして試合と部活に夢中になる姿がとてもカッコいいのです。
そんな彼女たちの姿を“ほぼ公認、ほぼ専属のカメラマン”に違いないと、勝手な解釈で撮り続けています。
撮り続けていると言ってもそこは素人、本格的スポーツ写真には程遠いレベル。
そこで少しは腕を上げたいと思い、今日は「流し撮り」に挑戦してみました。
さてその結果です。見事に惨憺たるもの、337枚も撮って、ほぼ全滅です。
撮りたかった写真は、ラクロス競技の特徴、スピード感と激しい格闘性の表現です。
動きの激しさは、クロスや選手の手足などをブラした状態で表現し、一方選手の真剣な眼差しなど格闘の一瞬の表情はしっかりと撮る、これが今日のテーマでした。
写真の基本テクニックはしっかりとカメラを固定させることが第一歩です。
ところが流し撮りはカメラを動かしながら撮ります。
これまでの鉄則を崩さなければなりません。
どうしても選手同士が競うシーンをファインダーで見て、“ここ一番”と思った瞬間、カメラを支える手に力が入り、しっかりと構えてしまいます。
カメラを動かして撮る、これまでの反対の動作がなかなかできないのです。
いつになったらできるやらわかりませんがしばらくトライしてみることに。