雪かきスコップの出番
2018.10.01
昨夜から未明にかけての台風24号による強風はかなりのもの。
幸い、ドミほりにはなにも影響ありませんでした。
でも近くの東大駒場キャンパスはそうはいきません。
おそらくと想像していた通りいたるところで倒木がみられました。
銀杏並木には銀杏の葉とギンナンが無数に散らかっています。
人があるくとギンナンが潰され、あたりには強烈な匂いが漂っています。
そんな中、ある館生が
「並木道を掃除したいのですがなにか道具借りられますか?」
「えっギンナン片づけるの?」
「はいそのつもりですが、勝手にやったら怒られますかね?」
「そんなことないと思うけど、着ている服に匂いが移るよ」
「覚悟のうえですし、すでにこの服についています」
こんなやりとりから雪かき用のスコップを二基渡しました。
こういうボランティア精神って、とくに学生時代には大切なような気がします。
見上げると澄んだ秋空が広がっていました。
戻ったスコップについた匂い、なかなか洗い流せませんでした。