都心の制空権は誰が?
2019.05.28
朝、上空にヘリが飛んでいる音が聞こえます。
しばらく前から飛んでいたのだと思います。ヘリが飛んでいるナ、とは知っていたのですが、ただ通過しているだけぐらいの認識でした。
それにしては騒音が大きいし、時間も長い。すこし注意深くヘリの音を聞いていると、遠ざかるかと思えばまた近づいてくる、これを繰り返しています。
いつもと違うなにかを感じ、屋上に上がってみると米軍のG20ヘリ3機とUH60ヘリ1機、合計4機のヘリが都内上空を何度も何度も旋回しています。
漠然とですが、千代田区、港区、渋谷区、世田谷区あたりの上空を、毎回同じコースで何度も旋回しています。繰り返し繰り返しです。
すぐに某国の大統領のヘリの護衛だと理解出来ました。
撮影した画像を拡大してみるとヘリの窓から私を観察しているのが良くわかりました。
でも彼ら、私のカメラのレンズをロケットランチャーと見誤ることはありませんでした。その証拠にチャフもフレアーも撒きませんでしたから。
たぶん一時間ぐらい回り続けたあと急にこれらのヘリが消えました。
するとこのタイミングに合わせて別のヘリ5機が飛んできました。
二機の護衛ヘリG20と一機のUH60が大統領専用ヘリ、マリーンワンを前後から挟んでいます。
そしてこのマリーンワンは二機あってどっちに大統領が搭乗しているかはわからないようになっていました。この編隊は旋回しません、一直線に飛んでいきました。六本木の米軍基地、赤坂プレスセンターから横須賀に向かったようです。
大統領専用車両、護衛のための特殊車両、専用のヘリと、来日するためには大変な労力がかけられているのにビックリでした。