選択
2020.06.30
今日で6月も終わり。2020年の半分が終わりました。
今年の前半はやはりコロナです。東京の感染者数は今日を含め5日連続で50人超です。
ちょっと怖いです。それにこのコロナ禍は長く続くと言われています。
先が見えません。それにジレンマがあります。もし緊急事態の再発令をすればコロナ感染者は減らせるでしょう、でも経済・生活の困窮者を増やしてしまいます。
日本の経済・生活問題での自殺者は年間約4,000人弱、もし緊急事態による外出禁止となれば、国家財政のひっ迫か、自殺者数の急増かのどちらかを招きます。
日本のコロナの死者数はこれまでに970人。仮に倍の2,000人にまで膨れ上がったとしても経済困窮による自殺者数の半分以下。コロナ感染は自身の行動でリスク最小化が可能、一方で経済に苦しむ人はそうはいかない、だから“感染増には目をつぶる”という選択なのでしょうか。なんだかトロッコ問題を思い出させます。暴走するトロッコ、左の線路の先にいる5人の作業員をひき殺すか、右の線路へ新路を変え一人の作業員をひき殺すかの選択。
いやな話しです。