カメラ二台体制
2020.07.16
ある館生、いま期末試験の最中にあります。
そして先日は試験科目の中で大きな山場を迎えていました。もちろん授業はすべてリモートですから試験も自室のパソコンで受けます。
その大事な試験、教授とのフェイスツーフェイスで行われたそうです。
クラスの一人一人と個別に向き合う先生も大変です。
約10分間のテスト、イタリア語での教授との相対であったことから相当に疲れたようです。
「それはお疲れ様でした。カメラ二台でやるの?」
「幸いスマホ用のスタンドを持っていたのでPCとスマホの二台で受けました」
カンニング防止で、パソコンに向かって受験している姿を斜め後ろからスマホのカメラで撮るという方法です。このために別途WEBカメラを買う館生もいました。
突如襲ったコロナ禍、期せずしてITと通信機器に通じる必要性に迫られたわけです。
教室の後ろで寝ていても単位が得られた時代、つくづく昔は良かったなと思うこの頃です。