地震
2021.02.14
昨夜の地震のこと触れないわけにはいきません。
地震がおさまるか治まらないところで、駆け足で館内を回ります。
まず1階から、ドアをドンドンと強くたたきます。
「大丈夫ですか?」
「はーい」
声が聞こえたところで次、2階に駆け上がり、ふたたびお部屋をドンドンと叩いて回ります
家具などが倒れて動けなくなっていないかを確認するのが目的です。もちろん3階も。
「はい、大丈夫です」
「ケガしていない?」
「大丈夫です!」
一つ一つの返事を待っていては遅くなります。どんどん先に進みます。
返事は一呼吸遅れてお部屋の中から聞こえてきます。
「大丈夫でーす!」
中にはパジャマ姿でドアを開けて応じてくれる館生もいます。
そして全員の無事が確認できたところで、給湯ガスボイラーや屋上高架水槽などの確認を行って、館内に異常がないことを確認してまわります。結果はすべて異常なしでした。
明けて今朝のこと、帰省(コロナ疎開)中の館生からメッセンジャーが入りました。
「お部屋の中、確認していただけますか。家具が倒れてモノが散乱していないか」
「部屋のスタンドドミラーが倒れてガラスが散乱していないか見てほしいのですが」
お部屋に立ち入っての確認、いずれも何事もありませんでした。
夕方、元館生が遊びに来てくれました。
彼女はいまや社会人。彼女の友人で、館生だったとき当館にも何回か泊まりに来てくれた彼女の友人、館長である私もよく知っている彼女の結婚祝いのサプライズビデオを持ってきてくれたのです。元館生の撮影・編集のビデオでした。とてもよくできています。新郎新婦に喜ばれること間違いありません。そしてついでに彼女が最近購入したフィルムカメラを見せてもらいました。次回、一緒に撮影にいくことを約束しました。