完成遅延
2021.08.31
2021年の8月が終わろうとしています。
月並みな表現ですがトキの流れの速さに驚くばかり。
さて、当館お隣さんのご自宅の新築工事がまだ続いています。完成予定はすぎています。
今日、工事全体のプロデューサーと施主(オーナー)が来て一枚の紙をいただきました。内容は工事が10月20日まで延長になるというもの。当初の完了予定は2021年6月30日でした。それが80日延びるというもの。興味深いのは遅れた原因です。要約すれば3点、デザイナーのオーナーへの提示に不手際があった、発注部品の納期遅れ、プロデューサーとオーナー間の意思疎通に不手際があったためとあります。ちょっと珍しい展開です。関係者間の連携ができていない実情をレターにして近所に配るというものです。
この土地に立っていた建物が空き家になったのが2015年。のちに上物が2017年に取り壊され、更地になってから3年間はそのまま、ようやく着工が始まったのが2020年3月。前の住人が去ってから6年の歳月が流れる長期プロジェクトなのです。