メガネ
2006.02.16
このごろ視力低下が著しい。学生時代から近視だったけれど、常にメガネをかけるようになったのは会社に入ってからだった。それでも近くのもの、たとえば書類に目を通すときや字を書くときなどはメガネを外せば何も支障なかった。だが、最近ではメガネをはずしても手元の細かいモノが見えにくくなった。まず腕時計を見ても正確な時刻がわからない。時計のデザインにも一因があるのだが長針と短針の区別がつかない。カメラのファインダーがつらい。オートフォーカスレンズのデジカメなのでいい加減にシャッターを切るが、撮影後、カメラ背部の液晶モニターが小さくてピントの確認ができない。焼き魚の小骨が取れない。これは口に入れてから骨だけを出すのでなんとかなるが、外ではこんな食べ方はできない。ショッピングでは品物が分かっても値札の金額が読めない。メガネを外し裸眼で覗き込むのだが、両手がふさがっているとやっかいだ。
まだある、パッケージに貼られた注意書きや説明文が読めない。いただいた名刺が読めない。なぜかこのごろの名刺はやたら字体が細かいものが多く、相手がわからないまま応対することもまれにある。こんなこと書いて大丈夫かな。スミマセン。
まだまだたくさんある。薄暗いレストランのメニューが見えない。シャンプーとリンスを間違える。CDケースを包んでいるセロファンが破れない。等々だ。こんな行動を思い返してみれば、これは正真正銘のジイサンになった証拠だ。昨年暮れ、こんな話題で盛り上がったとき友人が「最近買ったがこのごろの遠近両用メガネは良くできている」と薦めてくれた。メガネの新調か、視力低下の伸長か、ここは慎重に・・・・。
初夏のような日が続いて、一転、昨夜から今日一日、雨となった。この時期の雨はありがたい。風邪やインフルエンザの流行が抑えられるからだ。