門限
2022.09.04
本日19:30現在、帰省中の館生14名、旅行中1名、在館15名となっています。
さて当館の門限は「あり」と「なし」の二種類です。なしを選択するとき保護者の承認が必要になります。夏休みの帰省中に親と掛け合って門限なしにしよう、と目論んだ館生も多いことと思います。
現在、全館生30名のうち“門限なし(自主裁量)”は7名のみ。
案外と多くはないのです。
帰省したときの親子の会話を想像してみます。
「寮の門限のことなんだけど・・・。この先、やむを得ず遅れる時のために承諾書にサインしてほしい・・・」
得られる回答は
「ダメ! 門限の下での大学生活を自分なりに工夫して守りなさい!」
「一年生のうちは門限なし認めません」
「私は良いと思うけど・・・お父さんがね・・・」
こんなやりとりがあったのでは。
そうそう簡単には親は納得しないのです。
もっとも懸念するのは、例外が例外でなくなることです。緩めた規制は元に戻せないのです。お互いに話し合って決めた稀な門限なしが、しばらくするとあっというまに門限なしの常態化が始まることを心配するのです。
東京と郷里、SNSの普及でいつでも会えて、距離が縮まったハズなのに、実際は少しづつ遠くなっているのかもしれません。