東京都渋谷区・代々木上原の女子学生会館

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

創業30周年

2006.04.17

主催者サイドの思い入れは強い。昨日の新入館生歓迎パーティーのこと。今朝、会う館生全員に
 「おはようございます。どうだった? 昨日は楽しかった?」「景品は気に入ってもらえた?」等々、押し付けがましく聞いてしまう。
むろん「あまり、楽しくなかったです」なんて返事する筈がない。誰もが「はい、楽しかったです」と配慮に満ちた答えを返してくれる。
本当のところ、館生にとって一週間の始まりの月曜日。頭の中は新しい授業や教授に友人のこと、それにゼミや部活・サークルのことで一杯なのだ。このコト、ヤツガレも家内も十分にわかっているのに聞いてしまう。でも中には「昨日はありがとうございました」と返してくれる館生もいて、こんな言葉を若い人からいただくと、ヤツガレとしては感極まり、目頭が熱くなる。きっと歳のせいなのだろう。
もう一つ嬉しくなったことがあった。ドミほり二年生のY.Nさん、K.Aさん、O.Cさん、そして別人のO.Cさんの四人から花束をいただいた。添えられた言葉は
「お誕生日、おめでとうございます」
「えっ、誰の?」と思わず聞き返してしまった。すると
「ドミトリーほり創業30周年ですよね」と言うでは・・・。
 ヤツガレ、家内ともども“あっ、そうだった”と自らのヒザを叩いてしまった。写真は四人からいただいた花束。
 ヤツガレの父が本格的に女子学生会館を始めたのが1976年3月だった。それまで学生向け間貸しスタイルだったこのシゴトを本格的な学生会館向け建物を建て、事業として始めたのが、今から30年前の3月のことなのだ。当時、ヤツガレは千葉県に住んでサラリーマンをしていたが、亡くなった父の後を継いでもう8年になる。亡父がこの事業を始めたころ、まだわが国では学生会館は珍しく、しょうちゅうテレビをはじめマスコミ取材があった。もうず〜っと昔のことになる。先日、ある新入館生の部屋に親戚の人が来室された。そのときその人が「わたし、学生時代にここにきたことがあります」とおっしゃるでは。びっくりしたが、なんでも大学の同級生の女の子がドミトリーほりに住んでいたそうで、部活のあと送りに来たことが何回かあるのだそうだ。その人は今年41歳。当時女子大生だった彼女はとうに結婚されておられるのだろう。月日のたつのは早い・・・。
本当にみなさまの温かいご支援を得て、ドミトリーほりは創業30周年を迎えることができました。こころより感謝もうしあげます。


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