コロナ
2023.09.07
今年5月にコロナ感染症は5類に移行されました。
2020年1月以来、今年の7月までの間、当館から感染者は一人も出ませんでした。
繰り返しの注意喚起、館内マスク着用、こまめなアルコール消毒、そして館生一人ひとりが感染対策に細心の注意を払っていただいた結果です。
万一に備え、館内での運用ルールを定め、感染の疑いがある人は自室に籠る、館長との連絡はすべてSNSで、モノの受け渡しは非対面とすることなど。あわせてコロナ感染検査キット、医療用マスク・手袋・防護服も入手、万一に備えておりました。
これらの策が功を奏したのか3年間、一人の感染者も出ませんでした。
この状況、最近になって大きく変化してきました。
7月から当館館生8名がコロナ感染症(感染が明確ではないがその疑いがある人2名を含め)に罹患したのです。8名には相互に接点はなくそれぞれサークル、合宿や旅行での感染でした。時期も重ならずの感染です。
人流もコロナ前に戻ったこともあってか5類移行後は瞬く間にパンデミックになっているようです。罹患した館生には全員発症から5日は自室に籠ってもらいました。館内連絡用SNSで罹患者発生を伝え、全館生に注意を促しました。
ただ一方でコロナ感染になっても重症化するケースは少なく。当館でも罹患した館生たち一時的に発熱がみられても翌日に下がり、あとは咳、のどの痛みが数日続くだけという症状で済んでいます。発症しても5日ほどで全員が普通の生活に戻っています。
地球的規模の疫病の蔓延、一時は世の中どうなるのかと心配になりましたが、いまでは、ほぼインフルエンザと変わらない病になりました。