塩ブタ
2024.06.20
〇 一年生のTさん、ちょっと嬉しそうな表情の帰宅でした。
「お帰り~! なにか良いことあった?」
「・・・・・・」
少し間をおいて
「館長の塩ブタ楽しみなんです」
余計な話はなし。“超はなまる”な回答です。
〇 塩ブタについて少し説明します。
始まりはコロナ禍が始まった頃の2020年4月8日でした。館生たちの巣ごもり生活への支援策として配布したのが一回目でした。
当時コロナの影響はその年の3月末ごろから大きくなり始めました。
「実家から帰ってこいと言われた」
「テレワークになったので帰省します」
多くの館生が東京を離れていきました。でも一方で親御さんから
「どちらでもいいが、電車に乗るほうもリスクある」
「そのまま居なさい」
館生たちの判断は分かれました。その時点での残留は10名。20名が帰省したのです。
ドミほりに残った館生は巣ごもり生活を強いられました。当館としても残った館生たちへの支援をいろいろ行いました。お手製のコロッケやたけのこご飯、さらにはカレーと。買ってきたケーキ、アップルパイなどもありました。
そして一番好評だったのが塩ブタでした。豚ブロックを塩もみし、キッチンペーパーでくるみ、ラッピングして毎日ペーパー交換を4~5日繰り返して肉を熟成させたもの。
これを今回リバイバルさせたのです。近日中に申込受付を始めます。