さつき
2006.05.29
庭に咲く皐月の花に元気がない。そう、さつきの花の時期が終わろうとしている。(写真左)季節の移ろいは早い。ついこの前、連休とともに五月を迎えたというのに、もう終盤。あと数日で6月に入る。今年の五月は例年に比べ晴れた日が少なく、雨ばかりが印象に残る。このごろでは雨の予報を見るとウンザリするほどだ。
とは言え、雨が花木に命を与え、田畑を潤し、めぐって人の命の元に繋がっている。わかってはいるが、やはり雨空は憂鬱だ。まもなく梅雨の季節。食中毒やカビへの対処が必要だ。そうだ、全館生に注意喚起のメールを送信しておこう。
午後、館生M.Mさん(北九州出身)のおばあちゃんお二人が来館された。(写真右)
御歳83歳と80歳だそうだ。
「いつもお世話になっています。孫の顔を見るために九州から出てきました」
丁重なる挨拶をいただいた。M.Mさんはおばあちゃん子だったようだ。学校の授業の合間を縫って、お二人を駅に迎え、そして帰りも駅まで見送る優しい心の持ち主だ。どうぞ帰りの道中お気をつけて・・・、いつまでもお元気で・・・。
夕方5時、館生S.Mさん(長野県出身)
「自転車を貸してください」
「は〜い。今用意するネ。これからどこかにお出かけ?」
「学校に戻って、それから渋谷に行って、次に図書館に行くんです」
忙しい様子。
「出会いがしらの事故に気をつけてネ。いってらっしゃい」