東京都渋谷区・代々木上原の女子学生会館

女子学生会館ドミトリーほり

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ドミトリーほり 館長ブログ

ガラスの城

2006.06.12

運動不足解消を目的に歩いてきた。ここ数日、雨に見舞われていたので外出を控えていた。今日は雨は降らないと見込み、少し距離を伸ばし、六本木ヒルズまで出かけた。
途中、乃木神社に寄って乃木邸を見てきた。こじんまりした家だ。質実剛健、質素な生活を旨とした人物だけに粗末とも見える家だ。今日、公園となっているこの地に一匹の猫がいた。この猫、ヤツガレが近づいても動じない。カメラをむけても何処吹く風だ。
その泰然とした姿に惚れ、写真に収めた。乃木大将の血をひいたか。写真左
乃木希典。寛永2年(1849年)に生まれ大正元年(1912年)没。明治天皇の後を追って夫妻で自殺した。現存する邸宅は窓から中が見えるようになっている。そして「自殺した部屋」と案内表示が出ていた。ヤツガレのほか誰もいないだけに少し気味が悪い。
乃木希典、よもや自分の居宅が他人から覗かれるようになるとは思ってもいなかったことだろう。
このあと六本木ヒルズにまで足を伸ばした。あとで分かったことだが乃木希典は現在六本木ヒルズが建っている地が生誕の地だそうだ。六本木ヒルズは華やかな建物だ。
 乃木希典のポリシーとは180度異なる。
六本木ヒルズをはじめ、このごろ出来る建物は外壁をガラスで囲む建物が多い。陽を浴びて輝く姿を見ろといわんばかり。華美を競い、豪奢であることを誇示する。
外壁がガラスだから外から見える。後世に見せるのではない、今を見せるのだ。だが皮肉なことに、ここに本社を構える今話題の企業の中身はサッパリ見えない。
帰路、原宿で完成を目前にしたビルを見た。写真右  なんと下から上まで総ガラス張りだ。六本木ヒルズの比ではない。見事なまでに完璧なガラスの城だ。ついにここまできた。

一週間の始まりだ。朝、登校する館生、月曜日ばかりはやや気が重そうだ。
「行ってきます〜」の声も心なしか元気がないように聞こえる。ただでさえ低いテンション、くわえて曇り空だからなお一層だ。だが雨ではない。


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