東京都渋谷区・代々木上原の女子学生会館

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

寄宿舎

2006.06.23

“女子学生会館ドミトリーほり”のDormitoryは大学の寮とか寄宿舎のこと。
“寄宿舎”の言葉には古めかしい響きを持つのはヤツガレだけか。最近では滅多に聞かないが、先日この言葉をある館生から借りた卒業記念ビデオ(DVD)で見つけた。
学校はある女子学院。この学校は中学・高校の6年間を寄宿舎生活で過ごす。借りたビデオは、生徒が卒業記念として寄宿生活の一部をビデオに記録、これを記念として卒業生に配ったものだ。
ヤツガレが抱く“寄宿舎”の言葉のイメージは、集団生活、相部屋、プライバシーのない生活、先輩後輩の関係が厳しい縦社会といったものだ。歳のせいだろうが。
 だが実際にこのビデオを見た印象は、まったくそれとは違っていた。まず、ビデオに映る生徒一人ひとりがとても明るく楽しそうだ。撮影を前提にしたポーズと思われるかもしれないが、そのような感じはまったくない。カメラに気づくと自らアップに映ろうとする生徒もいれば、シャイに構える生徒もいる。みなごく自然体、誰にも萎縮しているような姿はない。教える側にも生徒の個性や持ち味を十分に活かそうとする姿勢が垣間見える。
生徒たちの自由闊達、いかにも楽しげな暮らしぶりは、先輩から受け継いだ集団生活を円滑なものにするための知恵なのか、あるいは何の先入観もない歳(小卒と同時)から始まる集団生活ゆえ自然と身についたものなのか、そもそもの校風がそうさせているのか、個人重視の時代背景からか分からないが、誰もが特別な意識もなく身につけているようだ。
ヤツガレが嬉しいのは彼女らの挨拶だ。誰はばかることなく大きな声で
「おはようございます」 「ありがとうございます」 「ただいま戻りました」
と言う。それも語尾がハッキリしている。聞いていて気持ちいいことこのうえない。朝一番に聞くこの挨拶はボ〜とした気持ちをシャッキとさせてくれる。正面を向きこちらの目をしっかりと見てからの挨拶、ボールは貴方に投げました、ちゃんと受けてくださいとハッキリ伝わってくる。この元気な挨拶を聞くと、こちらにも勇気が沸いてくる。このように感じるのはヤツガレだけでなくきっと他の人もそうであろう。
集団生活・共同生活、そしてチームや組織における協同活動、いずれにもコミュニケーション能力が欠かせない。そのコミュニケーションの基本は、まずは挨拶からなのだということを再認識させられた。

写真左は館生Nさん。これから学校へ出向くところ。彼女少し前に門を出たのだが「教科書を忘れた」といってあらためて登校するところ。ブラジル戦を見たので睡眠時間1時間だったそうだ。  「気をつけて、いってらっしゃい」
写真右は代々木公園で見つけたがく紫陽花。


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