バイト
2006.06.26
Momoをシャンプーして、館内のバキューム清掃を終えたときK.Fさんに逢った。
「おはよう〜。今日も頑張ってね。行ってらっしゃい・・・」
大きな黒い瞳、黒い服がよく似合うK.Fさん。いつもはジーンズ姿だが、今日はめずらしくスカート姿。
「あれ! 今日はスカート?」
「おはようございます。はい。今日バイトの面接があるんです」
「あぁ、それでなの・・・。がんばってきてね」
そして夕方、
「お帰りなさい。どうだったバイトの採用試験?」
「受かりました」とステキな笑顔。
「よかったね!!! おめでとう。それで・・何処なの?」
「キャンパス内のフレンチレストランです」
「よかった、よかった。そこでのバイト、うちの館生二代目になるよ」
最近、ドミトリーほりの館生で新しくバイトを始める人が多い。なかには両親からNGといわれているのにバイト探しを始めた館生もいる。
実家にばかり負担をかけたくない、という想い。またキャンパスライフに飽き足らず、少しは実社会に触れてみたい、自分の可能性を試してみたい。友人たちに遅れはとりたくない、そこにはいろいろな想いがあるようです。
新入館生の彼女らも一人暮らしを始めておおよそ3ヶ月が経った。学園生活、東京での生活にも多少慣れ、もっともっと社会を知りたいという欲求が膨らむのもやむを得ない。みなどんどん成長している。新しいことへの挑戦を心から応援する。