東京都渋谷区・代々木上原の女子学生会館

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

グローバリーゼーション

2006.09.03

フィリピンへ学術調査に出向いていたE.Yさん、昨夜遅く成田空港から帰館しました。おつかれさま・・。しばらくは休養に務めるのかと思いきや、休む間もなく数日後にはアメリカに行くそうです。そのための資金稼ぎ、アルバイトに精を出すのです。E.Yさんのほかにも、今夏二度目の海外旅行にいく館生が複数名います。みな元気一杯、とてもアクティブです。
ヤツガレにも若い時代がありました。今から40年以上も前、でも当時は海外旅行にいける人は、ほんの一部の人だけでした。ヤツガレごとき庶民には、およそ叶わない夢でした。ヤツガレにとって今はまったく羨む時代です。

当館の近隣は外人宅が多くあります。夕方、ドミトリーほりの前でキャーキャーと子どもの声が聞こえてきます。防犯モニターにはお父さんとサッカーに興じている姿が確認できます。ヤツガレ、カメラを持って一緒にサッカーの相手をしました。この子が19歳とか20歳になるころには、海外旅行という意識、いや極端に言えば国境という意識すらもほとんど意味のないモノになっているのかもしれません。そう願うばかりです。

このごろぐっと日が短くなっています。一時は夜7時ごろの日没が、いまでは5時半ぐらいにまで短くなっています。やがて枯葉舞う秋を迎え、白いものが舞い散る季節を迎えます。確実に・・・。
5時少し過ぎに当館の屋上にあがり、夕陽を拝むことに。静かに陽が沈んでいく景色をみていると、そこへI.Nさんが洗濯物を取りに・・・。
「きれいですね。この場所はベストポイントですね」と。
「陽は確実に明朝、再会できる。だから夕焼けが美しい」とヤツガレは年寄りの繰言をつぶやいた。I.Nさん、明日は試験日なのだ。ガンバレ!



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